「『小さいおうち』を執筆する前までは、第二次世界大戦中の日本のことを“別世界であり別人が生きている世界”と思っていました。でもいま、日本国憲法と政治を取り巻く環境の中では、“当時の人といまを生きる人のメンタリティは同じ”だと思わざるをえないのです……」こう語るのは、太平洋戦争下の日本の一家族を扱った小説『小さいおうち』(文藝春秋)で’10年に直木賞を受賞した作家の中島京...

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