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「買い物中に、『新商品がヒットしているな』『客足が伸びているな』『このスイーツのお店、いつもすごい行列だな』と気づいたら、しめたもの。その“主婦感覚”が、株価の上がりそうな会社を探しあてるきっかけになるんです。『女性自身』をはじめ女性誌も、株式に関するニュースの宝庫! 女優さんが着用したことで有名になったブランドを経営する会社の株価が、数カ月で10倍とか20倍になることもあるんですよ」

 

こう語るのは、お金の相談パートナーを探せる女性向けの「FP Cafe」を運営するファイナンシャルプランナーの高山一恵さん。自身も優待歴10年と、その恩恵にあずかっているのだとか。株主優待のある会社の株(以下・優待株)選びには、女性目線がとても有効。ミーハーな人ほど、お得な優待株をゲットしやすいそう。

 

「お金をためたいのはヤマヤマだけど、コツコツ努力するのは、ちょっと苦手」――そんな人におすすめなのが、株主優待がある会社への少額投資。“家計が助かる”優待が今、増えている。

 

株主優待デビューをするには、お目当ての企業の株主になる必要がある。そこで、株主になるまでの流れを高山さんに解説してもらった。「株主優待」を受ける流れは次のとおり。

 

【「株主優待」を受ける流れ 】

 

「証券会社に口座を開く」→約1週間→「口座開設の手続き完了」→「権利確定日の3営業日前までに株を購入」→「権利確定日」→約3~4カ月後→「優待品が手元に届く」

 

「株主優待を受けるためには、まず証券会社に口座を開く必要があります。初心者は手数料が安い『ネット証券』がおすすめ。SBI証券や楽天証券が使いやすくて人気です。銀行口座では株の取引きはできないので注意しましょう」(高山さん・以下同)

 

証券会社を決めたら、口座開設申し込みのページから必要事項を入力。本人確認書類の画像をアップロードするか郵送で送れば、だいたい1週間で手続きが完了し、取引を開始できる。

 

「お目当ての優待をゲットするためには、その会社の株主にならなければなりません。株主名簿に名前を載せてもらわないといけないわけですが、その名簿が作られるのが『権利確定日』。そして、名簿に名前を登録してもらうためには、権利確定日の3営業日前までに、株を持っておく必要があるのです。土曜・日曜および祝日は営業日に数えません。会社によって権利確定日は異なるので、狙っている会社の権利確定日をチェックし、逆算して、株の購入を済ませておいてください」

 

たとえば「3月末」が権利確定日となっていたら、今年の3月31日は土曜で、営業日ではないので、前日の30日が権利確定日になる。その3営業日前の27日までに株を買っておかなければならない。

 

ちゃんと株主になれても、すぐに優待が送られてくるわけではないので、慌てずに。権利確定日から3~4カ月後に、優待が手元に届くことが多いそうだ。

 

「権利確定日が年1回だけの会社もあれば、『3月末と9月末』というように年2回ある会社も。これは年に2回、優待が届くということで、楽しみも2倍です! また、株主優待を行っている会社の権利確定日は3月末が半数以上で最も多いのですが、それ以外の会社も、もちろんあります。権利確定日が異なる会社の優待株をいくつか持てば、毎月のように優待を楽しむことができるんですよ」