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2月27日、安倍晋三首相(65)は全国の公立小学校、中学校、高校、特別支援学校に3月2日から春休みまで臨時休校するよう要請した。流行する新型コロナウイルス感染症の影響を考慮してのものだ。

 

同日、安倍首相は新型コロナウイルス感染症対策本部会合に出席。「ここ1、2週間が極めて重要」と発言した。だがこの報道に、ネット上で賛否が巻き起こっている。

 

要請を支持する声としては、以下のような声があった。

 

《感染拡大を防ぐためには正しいしやるべき措置だと思う》
《有事だし仕方ない、子供大切だもの》

 

だが一方で、急な休校要請に「家庭や職場での対応に窮する」という批判の声も多く上がっている。

 

《共働き家庭やシンママ・シンパパ家庭はどうすればいいの? 何も考えてない》
《ひょっとして平日のだいたいの家には母親がいると思ってる?》
《そういう判断は、自治体ごとに任せるべきじゃない? 看護師さんが少ない地域だと、彼らが出勤できないせいで病院のシステムが止まっちゃう所もありそう》

 

新型コロナウイルス感染症による休校要請については、国に先駆けてすでに行なっているケースも。北海道はその一例で2月26日、道内の市町村に小中学校の休校を要請していた。

 

またこのような動きを受け、地方自治体の立場として発言している市長も。安倍首相の発言に対し、熊谷俊人千葉市長(42)はこうツイッターを更新した。

 

《衝撃の報道。(略)医療関係者や福祉関係者、警察・消防など社会を支える職種で、親等に預けられない事情を抱える方々を何とかしなければ…。》

 

その後、《低学年と特別支援学校を中心に、保護者が対応できないケースについて学校で、感染防止に十分配慮した上で預かる》ことを検討しているとコメントした。

 

新たな感染者の報道が続く中での、休校要請措置。新型コロナウイルスによる混乱はまだ続きそうだ。

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