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携わるスタッフの“不祥事”が次々と明らかになり、開会式直前とは思えないゴタゴタ続きの東京オリンピック・パラリンピック。そんななか、運営の最前線に立つ組織委員会の開会式を巡る“姿勢”が強く糾弾されている。

 

事の発端は、開閉会式制作・演出チームのディレクターである元お笑い芸人の小林賢太郎氏(48)の解任劇。お笑いコンビ・ラーメンズ時代のコントで、「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言していた動画がネット上で拡散し、アメリカのユダヤ人人権団体も非難声明を発表するまでに発展。事態を重くみた組織委は22日、小林氏の解任を発表した。

 

開会式の開催そのものも危うくする、前日の“トップ”の解任劇。各メディアによると、組織委の橋本聖子会長(56)は解任後に行った22日の会見で、「入場行進、聖火の点火だけにする考えはあるか」という質問に対して否定をしなかったという。

 

しかしその会見から数時間後の22日21時ごろ、組織委は次の声明を発表した。

 

「開会式の演出内容を精査しましたが、演出内容は様々な分野のクリエーターが検討を重ねて制作したものであり、小林氏が具体的に一人で演出を手掛けている個別の部分は無かったことを確認しました。開会式については、予定通り実施する方向で現在準備を進めています」

 

小林氏が個別で手掛けた演出がないということで予定通り開会式を“強行”するというのだ。個別の演出箇所はないものの、小林氏が統括を手掛けていたのは紛れもない事実。小林氏を解任はしたが、式は予定通り行うという組織委の“都合のよい”姿勢にはSNS上で疑問が相次いだ。

 

《なんのための解任なのかな 表の体裁を整えるためだけの形だけのやつなのかな》
《こんな屁理屈は通用しないでしょ》
《あと解任しておいて開会式ではそのまま演出使いますってのも都合よすぎでは? って思う。》

出典元:

WEB女性自身

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