「厳しい状況の中でも、子供たちの心にレガシーを残せたのは大変意義がある」
こう話したのは、丸川珠代東京五輪担当大臣(50)だ。
『デイリースポーツ』によると、丸川大臣は9月10日、閣議後の定例会見で東京オリンピック・パラリンピックに学校連携観戦として参加した児童や生徒は約2万人だったことを発表。そして子供たちから「努力する姿を見て自分も頑張ろうという気持ちになった」などの感想があったといい、冒頭のように語ったという。
そんな彼女はちょうど一週間前となる今月3日、同じく閣議後の定例会見で学校連携観戦に触れ「非常に厳しい中ではありますけど、父兄の皆さん、国民の皆さんにご理解いただいて、子どもたちの心にレガシーを残せたことは非常に大きいこと」と述べていた。「子供たちの心にレガシーを残すことができた」と、相当自信があるようだ。
しかし、学校連携観戦に参加した学校から陽性者が判明したケースも。さらに修学旅行や遠足を中止にする学校もあるなか、『なぜ五輪はいいのか?』との声もあった。そもそも“心にレガシーが残ったのかどうか”は、子どもたち本人にしかわからないのではないだろうか。
にもかかわらず「子供たちの心にレガシーは残っている」と強弁した丸川大臣。ネットでは呆れかえる声がこう上がっている。
《レガシーと言うのは個人的に感じる者で有って、貴女に分かるわけないだろ》
《五輪やパラで世界トップレベルのアスリートが競い合う姿を見れば誰もが感動する。それをもって学校連携観戦を肯定ばかりするのはズレてると思う》
《大人の勝手な自己満の意見より子供達が参加した時の状況を理解出来るようになった時に、なんて思うかだよね》
《もう次の世代へと「遺産」が受け継がれた事が確認されていたとは! 仕事が早い!》