■担当者は「どう感じてもらっても結構」の一点張り
本誌は大阪維新の会に取材を試みた。すると、電話口で担当者が応じてくれた。
――青空カラオケが撤去されたのは18年前のことです。10年前にはイベントも開催されており、「人が近寄らないような場所だった」とは言いづらいのではないでしょうか。
「そもそもですが、イラストに『青空カラオケ』と書かれていますか?『青空カラオケだ』と認識してもらうのは構いませんし、どう感じるかは自由です。ただ、こちらはそうは考えていません」
――イラストに描かれている青い家は、路上生活者の家でしょうか。
「明確に伝えることはできません。“そういう風景があった”というイメージです」
――ツイートによって「大阪維新の会が青空カラオケを撤退させた」と捉える人もいるかもしれません。
「感じ方はひとそれぞれですからね。私たちは『民間の力で今の“てんしば”がある』と考えています。維新が関わりながら、民間が積極的に活用している。ツイートでは、そう伝えたかったのです」
――イラストと写真を比較しているため、「デタラメ」など厳しい声が上がっています。
「説得力がないと感じるのなら、それで結構です。どう感じてもらっても構いませんよ。イラストを使ったのは、写真がこちらになかっただけですから」
担当者は「どう感じてもらっても結構」の一点張りだった。あなたは、どう感じるだろうか。
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