■木下都議と弁護士は「理不尽な現実」「いじめ」と主張
議事運営にも大きな影響を及ぼした木下都議。しかし22日の謝罪会見では、こう語っていた。
「私としては有権者の方々に選んでいただいたことを最も大切に考え、法律による議員の身分保障は民主主義の根幹であり、4年間の任期を都民の皆さまにご奉仕するとの考えのもとで都議を続けたいと申し上げてまいりました」
「仕事がしたくて議員継続を望んでいるにもかかわらず、仕事をさせてもらえないという現実が先日の委員会開会拒否で明らかになりました」
そして「議員として十分に仕事をさせてもらえない理不尽な現実に悩みました」とも述べた。
さらに同席した弁護士は「議会に呼んでおき、出席したら木下以外の議員が委員会をボイコット」「辞職勧告に従わなかった議員を無視するようないじめ行為」といい、「不祥事を行った議員を辞めさせたいのであれば、法律上の適正手続きに従って辞職させることができるよう法整備を整えたらいかがでしょうか」とも提言した。
働きたいのに働けない“理不尽な現実”に悩んだという木下都議。それを「いじめだ」と指摘した弁護士。しかしネットでは、彼らの発言が物議を醸すことに。Twitterではこんな声が上がっている。
《自分の責任エベレスト並みに棚上げして反省してるとは思い難い》
《この段階で理不尽って言葉を残すの、やっぱりフーミンは自己中心的なんだな》
《道交法守らない人に法的拘束力の話をされてもねぇ…》
《何も理解していないんだ、この人は》
会見後、公式サイトにコメントを掲載した木下都議。「多くの方々にご迷惑をおかけしており、申し訳なく思っております」とつづっているが、“お詫びの気持ち”は有権者に伝わるだろうか?
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