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7月の参院選で当選した新人議員らが続々と初登院した8月3日召集の臨時国会。NHK党の“ガーシー”こと東谷義和議員(50)が欠席し物議を醸したいっぽう、一目置かれた議員が。それは、れいわ新選組の山本太郎代表(47)だ。

 

山本氏は今年4月に衆院議員を辞職し、参院選に出馬する意向を表明。7月の参院選では東京選挙区から立候補し、定員6名のなかに滑り込んだ。

 

同日の午前8時に国会正門が開くと、同じく同党から初当選した水道橋博士議員(59)と姿を現した山本氏。報道陣に囲まれ、「政治と旧統一教会の関係をどう思われますか?」と問われると、こう言明したのだ。

 

「はっきり言えば、ここ(旧統一教会)と距離を置かない政治なんてあり得ないわけです」

 

続けて、「これだけの多くの被害者を生み出して、逆に言えば、この国に生きる人々から搾り取ったお金、かすめとったお金、だまして奪い取ったお金を、韓国側にも流されているわけですよね。こういうことはあり得ないと思います」とコメント。

 

そして、「旧統一教会と呼ばれるものとの関わりをいまだに切れないと言われているような政治家には退場していただくしかないと思っています」と強く批判したのだった。

 

安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件を機に、政治家と旧統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の親密な関係が取り沙汰されている。旧統一教会は、昭和の末から霊感商法や多額な献金被害が社会問題とされてきた。

 

「関わりのある議員が最も多いのは自民党です。例を挙げると、安倍元首相の実弟である岸信夫防衛相(63)は、旧統一教会の関係者から選挙で支援を受けていました。末松信介文部科学相(66)は、教団関係者が’20年から’21年にかけて政治資金パーティー券を購入したことを明らかに。石破茂元幹事長(65)も3日放送のテレビ番組で、’17年に教団関連企業の元社長から献金10万円を受け取ったと明かしました。

 

教団との関わりは、与党だけでなく野党にも及んでいます。大阪維新の会では所属議員ら16名が教団関連団体のイベントに出席したという調査結果を発表。立憲民主党も、議員8名が教団関連団体の会合に祝電を送るなど接点を持っていたと明らかにしました」(全国紙記者)

 

次々と明かされる旧統一教会と政治家たちの関わりを一刀両断した山本代表に、ネット上では《全くその通り》《よくぞ言ってくれた》と賛同の声が相次いでいる。さらには、山本代表の“アンチ”からも支持を得ているのだ。

 

《自分は山本太郎の政策方針は支持しないけど「統一教会との関係切れない政治家は退場を」これはその通りだろう》
《山本君は嫌いだけど、統一教会と関係のあった議員の辞職には賛成です》
《山本太郎は好きじゃないけど、正論だと思う》

 

「山本代表は政治家に転身して以降、しばしば言動が物議を醸してきました。’15年には安倍元首相の問責決議案採決の際に、喪服姿で参院本会議に出席。数珠を持ち、手を合わせるなどの仕草をして厳重注意されました。昨年も、自民党の麻生太郎副総裁(81)が“不況の原因を作った”として、『万死に値する』と発言。ネット上で、『言い過ぎだ』などと批判の声が上がりました。過激な言動から“アンチ”も多い山本代表ですが、旧統一教会と政治家の癒着を追求する姿勢には期待が寄せられているのでしょう」(前出・全国紙記者)

 

初日から熱弁を振るった山本代表だが、これを皮切りに“れいわ旋風”を巻き起こすことができるだろうか。

出典元:

WEB女性自身

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