■帰国拒否、岸田首相を呼び捨てで物議を醸したガーシー氏
生稲氏のようにお騒がせな新人議員といえばもう1人。それは、暴露系YouTuberから転身した“ガーシー”こと東谷義和議員(50)。当選後も滞在先のドバイから帰国することなく、初登院となる臨時国会への出席を拒否し“大炎上”となった。
「参院議員運営委員会の理事会から事前に提出した海外渡航届が全会一致で否認され、ガーシー氏はインスタグラムで猛反発したのです。かねてから“政界をめくる”と息巻いていたガーシー氏ですが、当選直後に晒したのはYouTuberのキス動画。動画を公開された女性YouTuberは精神的ショックから活動休止に追い込まれ、世間からは“一般人への個人攻撃”として非難を浴びました」(芸能関係者)
さらに、こんな出来事も。8月21に岸田文雄首相(65)に新型コロナ感染が発表されると、インスタグラムに《岸田ーーーー お前がよくて、オレはあかんって事はないよなー リモートおおいに賛成 やりやすなったわー おおきにー》に投稿したガーシー氏。国会に出席もせず、首相を呼び捨てで揶揄し非難轟々となったのだった。
「ガーシー氏はエイベックスの松浦勝人会長(57)との対談でも、『岸田を下ろしたい』と嫌悪感をあらわにしていました。以前からガーシー氏が暴露のターゲットにしている木原誠二議員(52)を、官房副長官に据えるといった待遇に反発心を抱いているようです。
いっぽうYouTubeアカウントを凍結されているガーシー氏は、ようやく有料のオンラインサロンを開設。月額3980円であるにもかかわらず、すでに4万人近くの会員を獲得しているようです。いよいよ、木原氏や中曽根康隆議員(40)をはじめ、選挙公約に掲げていた“47暴露”を実行していくものとみられます。ですが立花孝志党首(55)も指摘していたように、不正などを暴かれた政治家が辞任するなどの影響を与えない限り、“国民の納得”は得られないでしょう」(前出・芸能関係者)
世間を騒がせた新人議員の2カ月。今後、どのような活動をしていくか一挙手一投足に注目が集まっている。