(写真:時事通信/提供:NHK党) 画像を見る

暴露系YouTuberから参院議員へと転身を果たしたNHK党の“ガーシー”こと東谷義和議員(50)。議員としての活動に疑問を唱える声もあるなか、新たに行った真偽不明の暴露が物議を醸している。

 

問題視されているのは9月11日にライブ配信サービス「ツイキャス」で行われた配信でのガーシー氏の発言だ。

 

「ガーシー氏は配信のなかで、ある男性芸能人2人の実名をあげた上で、ゲイ疑惑があると暴露。あくまで噂レベルの話で真偽は不明ですが、そもそも当人が公にしていないセクシャリティを他人が勝手に話すのは“アウティング”にあたる可能性があります」(スポーツ紙記者)

 

アウティングをめぐっては、15年に一橋大学の学生が同性愛者であることを同級生によって暴露され、大学の建物から転落死した事件の民事裁判で「人格権ないしプライバシー権などを著しく侵害するものであり、許されない行為であることは明らか」との判決が出ている。

 

もともとは暴露系YouTuberとして活動していたガーシー氏。7月の参院選で当選してからは政治家としてどのように活動していくのか注目が集まっていたが、蓋を開けてみればガーシー氏が行ったのは以前と変わらぬ“暴露”や“攻撃”だった。

 

「かねて“政界をめくる”と息巻いていたガーシー氏ですが、当選直後に行ったのはYouTuberのキス動画の晒し行為。動画を公開された女性YouTuberは精神的なショックを受け活動休止に追い込まれました。政治家でありながら一般人を攻撃するガーシー氏には批判が集まっていました」(芸能関係者)

 

さらにガーシー氏は岸田文雄首相(65)にも敵意をむき出しに。8月21日に岸田首相の新型コロナ感染が発表されると、インスタグラムに《岸田ーーーー お前がよくて、オレはあかんって事はないよなー リモートおおいに賛成 やりやすなったわー おおきにー》と投稿した。

 

「ガーシー氏はエイベックスの松浦勝人会長(57)との対談の中で『岸田を下ろしたい』と語るなど、岸田首相に敵対心を抱いているようですが、ガーシー氏も参院議員となり公人の立場。岸田首相を呼び捨てで揶揄するような発言はふさわしくありません」(政治部記者)

 

当選後もドバイから一向に帰国することなく、8月の臨時国会にも欠席。ガーシー氏から今のところ政治家らしい活動は見えてこない。にもかかわらず、真偽不明かつセクシャリティに関わる情報を一方的に発信する姿勢に批判が集まっている。

 

《真偽はともかく、アウティングは人として一番やっちゃダメ。本人のカミングアウトとレベルが違う。それで自ら命を絶った人のニュース見たことないの?中学生みたいな下ネタで下品に笑ってるレベルと違う。最近自分が目立たないからって、なんの証拠もないし仮にそうでも問題ないの。ガーシー底値更新》
《国会議員は、国民を代表して国政を行い国民を守る立場なのに、個人を攻撃してどうする。こんな政治も知らない者に国民の税金で給料を支払うのはいかがなものかと思う》
《クビだよクビ》

 

ガーシー氏が所属するNHK党の立花孝志党首(55)はこれを受けて15日にYouTubeを更新。「(暴露された)当事者からの申し出があれば、NHK党として対応させていただいたうえで、その結果次第で、東谷に処分を下す可能性があることを否定しません」と発言。さらに、「つまり当事者から申し出がなければNHK党としてなにもしないことが確定。当事者から申し出があれば、その顛末次第では処分を下す可能性があるという意味です」とも説明している。

出典元:

WEB女性自身

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