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ネットで拡散された“恫喝動画”が波紋を呼んでいる、和菓子の老舗「元祖くず餅 船橋屋」の8代目当主・渡辺雅司氏。9月28日に社長職を辞任することとなったが、依然として物議を醸している。

 

渡辺氏は’93年、銀行員から家業である船橋屋の専務に転職。そして’08年、自身の父親の後を継いで船橋屋の8代目社長となった。その手腕がメディアでも取り上げられることとなり、’18年11月には経済人を特集する番組『カンブリア宮殿』(テレビ東京)に出演。その翌年には、マネジメントに関する著書も出版している。

 

ところが9月8日、その前月に起こした事故におけるドライブレコーダーの動画がSNSで拡散されることに。動画で渡辺氏は信号無視をしたとみられるものの、事故相手に対して「どっからお前出て来てんだ、この野郎!」と逆ギレ。事故相手が「いや、青(信号)でしたよ」と説明すると、渡辺氏は「青じゃねぇから、俺がここ来てんだよ。おめぇが左に、おい!」と叫びながら言い返していた。また動画には、渡辺氏が事故相手の車を蹴ったとされる音も収録されていた。

 

「当初はこの逆ギレ男性が誰なのか定かではなかったものの、動画が拡散されるうちに『渡辺氏では?』との指摘が相次ぐことに。そして9月27日に『J-castニュース』が配信した記事で、船橋屋は『動画に映っておりますのは、渡辺本人でございます』と認め、『100%渡辺の過失で示談・和解が成立しております』とコメントしました」(広告関係者)

 

さらに船橋屋は27日、同件について公式サイトでも声明を発表した。そこには「本来であれば、一日も早くお知らせをすべきところ、示談・和解に向けた話し合いを進めることを優先しており、ご報告が遅くなりましたこと、併せてお詫び申し上げます」と謝罪の言葉が綴られている。渡辺氏が社長職を辞任したのは、その翌日のことだった。

 

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出典元:

WEB女性自身

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