5月18日発売の「週刊文春」で、女性市議に対する8年前のパワハラ行為が報じられていた大阪維新の会・大阪府議団代表の笹川理氏(41)。
報道を受けて同日に謝罪するも、府議団代表は続投する意向を示していた。だが一転して、「一身上の都合」を理由に22日付で辞任していたことが明らかになった。
「笹川氏は’15年に、後輩にあたる宮脇希大阪市議(36)の自宅へ深夜に押しかけたり、車で送ることを拒否されて『ふざけんなや』などとLINEで威圧的なメッセージを送ったりしたといいます。それだけでなく、肉体関係を求めるようなメッセージを送っていたことも判明。笹川氏は人を介して宮脇氏に謝罪し、口頭で厳重注意を受けました。宮脇氏も事実関係を認めており、18日時点で『すでに解決しているので特に望むことはない』と話していたといいます」(全国紙記者)
23日には「文春オンライン」で、’15年9月に笹川氏が宮脇氏に送付したとされるLINEの内容も報じられた。一部を引用すると《心の底から愛しているって言える相手やから》や、《希が(中略)「一回えっちさせたる」って言われてそうなったら、それでこの関係はお終いになると思う》など肉体関係を求めるような文面も。
だが一方で、笹川氏は23日午後に開いた会見で「やり取りの前後の記憶はなく、LINEと言われているところも携帯でさかのぼってもデータがなかった」「記憶と記録がないです」などと釈明していた。
異例となる任期中の辞任だが、笹川氏は今月8日に府議団代表に就任したばかりだった。
「笹川氏は関西大学大学院を卒業後、株式会社リクルートに就職。その後、29歳だった’11年に最年少で府議会議員に初当選し、現在は4期目です。プライベートでは’11年9月に結婚しており、3児の父親でもあります」(前出・全国紙記者)
そんな笹川氏は、これまでTwitterで“家族愛”をアピールしてきた。
’21年1月の投稿では、《今夜は、妻が買ってきた新しい入浴剤を湯船に入れ、息子三人とじっくり温もりました》とツイート。
今年1月にも夕飯のビーフシチューの写真を添えて、《料理下手を自認する妻が作っても、良質のお肉の旨みで、とっても美味しく、息子たちも、おかわり&おかわり》と嬉しそうに綴っていた。
そして、府議会議員の4期目がスタートしたばかりの4月30日。笹川氏は《妻からプレゼントでもらった#福酒に描かれた#だるまに目入れをして、願掛け #笹川理は、政治生命を懸けて、世界の中の#大大阪を創ることに、全力を尽くして、本気で挑み続けます》と、意気込んでいた。
「笹川氏はブログの方にも家族についてしばしば言及しています。’16年6月には《先日、家内が乳癌だと診断されました。治療に向けて、いま、少しずつ一緒に闘いを始めています》と明かし、がんの政策に意気込んでいました。笹川氏が府議会議員に初当選して以降、そばで応援し続けてきた奥様の心中は察するに余りあります」(WEBメディア記者)
ネット上では笹川氏に対する厳しい声や、家族への同情の声が上がっている。
《奧さんと3人の子どもがかわいそうで仕方ない。。。》
《奥さんやお子さん、恥ずかしい思いされているでしょうね! きちんと身を切って下さい》
《ただただ気持ちが悪い。LINEの内容がうまく飲み込めないほど気持ちが悪い。よく奥さんがいて、子供がいて、こんな事が言えるのか》