2008年、サイクロン「シドル」の甚大な被害を受けたバングラデシュで、髙原美貴さんは看護師として被災の翌月から巡回診療などの保険医療活動に従事した(写真提供:日本赤十字社) 画像を見る

2年に1度、赤十字国際委員会は「敵味方の区別なく救護する」という精神のもと顕著な功績を残した看護師を選出し、ある記章を授けて称える。昨年、そのフローレンス・ナイチンゲールの名を冠した栄誉に輝いた髙原さんは、世界の紛争地や大災害の被災地での救護活動に従事する“伝説の看護師”だ。“目の前の人を、できることを尽くして救う”という彼女の強さは、どのように形作られたのか――。「海...

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