9月7日、自民党の小泉進次郎元環境相(43)が東京・銀座で街頭演説を行った。小泉氏は前日の記者会見で、自民党総裁選(12日告示、27日投開票)に立候補することを正式表明しており、大きな注目を集める演説となった。
この日の午後、日差しが照り付ける銀座4丁目交差点に現れた小泉氏。前日の会見で打ち出していた「政治改革」「聖域なき規制改革」「選択的夫婦別姓など人生の選択肢拡大」という3つの改革を強調しながら、集まった約5000人(陣営発表)の聴衆に向けて支持を訴えた。
多くの人が集まる銀座を街頭演説の場所に選んだ理由については、「今の自民党に必要なのは、内向きのことばかりではなく国民のみなさんの方を見ること。業界団体や既得権益が認める範囲内でしか政策や改革が進められない党を変えていく」と述べた。
そのうえで、「党が変わるには圧倒的なスピードで推し進められるリーダーを選ぶことだ」と主張。「党への不信を広げてしまった当事者として政治資金の不透明な流れを断ち切る」と熱弁した。
この主張に対し、Xでは小泉氏のバックグラウンドへのツッコミが相次いでいる。
《え、世襲議員が既得権益をぶっ壊す!?》
《世襲も既得権益では?》
《小泉進次郎総裁候補が既得権益の塊じゃないか》
また、「自民党をぶっ壊す」や「聖域なき構造改革」を政策の中心に据え、巧みな演説で旋風を巻き起こした父・小泉純一郎元首相(82)の姿と重ねた、こんな厳しい指摘も。
《目立ちたがりのパフォーマンスは親父の二番煎じにしか思えないのよ》
《親父さんのキャッチコピーをほぼ流用していたりして、二番煎じ感半端なくて全く新鮮感がなかった》
《全くの、同じスタイルです。失礼ながら、「親子」揃って我々国民を、「言葉だけで」酔わせるつもりなのでしょうか?》