「珍しく怒ってる」大越キャスター 選挙特番で見せた参政党・神谷代表への“激しい追及”に視聴者騒然
画像を見る (写真:時事通信)

 

■大越キャスターが抱く神谷代表への懸念「国情が不安定になっていく」

 

大越キャスターと神谷氏の論戦は、この後も続いた。

 

大越キャスターが「ある種、歯切れの良い発言によって、人々のむしろ怒りとか不安とか、そういう負の感情に火をつける。それってある種のポピュリズムの主張じゃないかと僕は思うんです。ご自身、ポピュリストと言われていることについて、どう思いますか?」と問いかけると、神谷氏は「何も関心がない人に立ち止まって聞いてもらわないといけないわけですから、短くわかりやすい言葉でポンッと言わないと街頭活動は成立しませんので」と説明。

 

続けて大越キャスターから「トランプ大統領はお好きな政治家ですか?」と問われると、「人物が好きかどうかと言われると微妙ですけども、政策に関しては賛同できるところは沢山あります」と返していた。

 

神谷氏へのインタビュー終了後には、「あまり街頭というよりも、しっかり言葉を選んで話したいという風に仰っていました。ただ、短くPRする力を持つ発言をしていきたいということは、変わらないということでした」と総括した大越キャスター。その上で、自身が抱く危機感をこう述べていた。

 

「私は正直、危惧をするのは、先ほど私が紹介した言葉であるとか、外国人に対する言葉についてですね、あれだけ反発の声が上がったという事実はしっかり受け止めていただきたいと思うんですね。『ポピュリズムじゃないですか?』というのはいささか失礼な質問だったかもしれませんけれど、やっぱりポピュリズムってこうやって広がるんですよね。

 

歯切れの良すぎる発言に対して拍手喝采が起こる、それは喜びとかそういうのではなくて、不満であるとか、怒りであるとか、そういうある種ネガティブな感情に火がつきやすいですよね。(中略)国情が不安定になっていくというのは、これまでも例がありますので、神谷さんには是非その辺りをしっかり認識して、これからの政治活動にあたっていただきたいという風に正直思いました」

 

インタビュー中は厳めしい表情で、容赦なく神谷氏を追及していた大越キャスター。視聴者のなかには大越キャスターが“怒っている”ように感じた人もいたようで、Xでは驚く声が上がっていた。

 

《大越さん、珍しく怒ってない? 自分も神谷氏の受け答え聞いてかなりイライラしてたけど》
《なんか、大越さん、神谷さんに対して厳しい。いつもの大越さんじゃない》
《大越さん絶対内心怒ってると思うわ あとここまでの怒りを感じながら冷静に淡々と進行を続けるのすごいと思うわ ほんとのプロだと思う》
《大越さん珍しく怒ってるなぁ》

 

画像ページ >【写真あり】「怒ってる?」視聴者がザワついた大越キャスター(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: