■最後まで持論を貫いた小西氏「総理の能力、資格がない人、非常に危ない人」
小西氏と堀江氏の議論は噛み合わず、最終的に進行役の篠原光アナウンサー(30)が「1度引き取ります、細野さんです」と軌道修正をかけていた。
バトンを渡された細野氏は、「高市さんの答弁の読み込みは、他の総理と比べても相当ちゃんとやってます」とフォロー。その上で、「(高市氏の)答弁全体を見てたら、彼女は、どれぐらい1つ1つを理解しようとして、自分の言葉で語ったかって明確」「私は小西さんの発言は『官僚の書く通り読め』って聞こえるんだけど、それは自分でしっかり読み込んで、自分の言葉で語り、自分で味付けするっていうのは、やること自体が非難されるのはおかしいと思います」と反論していた。
この意見を聞いた篠原アナが「先ほどの小西さんの発言を受けると、ちゃんと読んでいることと、官僚と一緒に読むことは別かと思うんですけれども」と投げかけると、細野氏は「自分で事前に読んでおかないと、その場で瞬事に判断できないですね」と答えていた。
しかし、小西氏が自身の主張を譲ることはなかった。高市氏は“自分の発言によってどのような影響が考えられるか”を官僚たちに相談すべきだったとし、「彼らはその分野のプロですから、彼らなりの見解を受けて、最後は総理が国家を背負ってるんですから、自分で答弁すればいいわけです」ともコメント。
そう力説した上で、「そこのプロセスをやらずに自分で考えて、いま大混乱を起こしてるっていうのは、総理の能力、資格がない人、非常に危ない人(だと思います)」と最後まで高市氏を批判したのだった。
動画のコメント欄では《小西さんの話しが長すぎてきつい。しかしエンタメとして必要なのもわかる》《小西さんのまとめが長すぎ》《小西さんはちょっともったいないんだよなぁ》などと、小西氏の発言や態度を否定的に見る声も散見されていた。
