へずまりゅうのXアカウントより 画像を見る

元迷惑系YouTuberで現在は奈良市議会議員のへずまりゅう氏(34)は1月6日、暴露系アカウント「デスドルノート」と手を組み、”いじめ撲滅”を宣言。SNSでいじめ動画が拡散された全国の関係各所に“介入”を続けている。

 

5日にはトイレで暴行される生徒の動画が拡散した栃木県の高校前で撮影したと思われる写真をXに投稿。高校や県議会、教育委員会、警察にまで足を運び、《情報提供して参りました》などと報告していた。8日には大分県の中学校内で撮影された暴行動画の件で、へずま氏の“仲間”が動いて《全ての機関に証拠の動画を提出してもらいました》とXで報告した。

 

また、18日にはへずま氏自らが、大阪府で中学生が別の生徒の首をしめた後に海に突き落としたと見られる動画の現場を訪問して、《絶対に許さんからな》などと投稿。

 

「デスドルノート」の創設者の磨童まさを氏は10日、自身のXで《「加害者が自○したらどう責任取るの?」と質問されたことがありますが、熊本の加害者に関しては○ぬべきだと思っているので何も責任は取りません》と熊本県の暴行動画について発言。へずま氏はこれに同意して《同じ考えで良かった》とコメントしている。

 

「全国的にいじめ動画のSNSでの拡散が相次いでいて、熊本県の暴行動画の加害男子中学生(15)は16日に逮捕されました。栃木県のケースも県警が動いて加害生徒も事実を認め謝罪するなど、動画拡散によって実際に警察などが動いたのは事実です。

 

一方で、学校や教育委、自治体にまで県内外から抗議の電話などが殺到し、真偽不明にも関わらず、学校名はもちろん、加害生徒の名前や住所、顔写真、親の職業まで晒されて“ネット私刑”状態となっています」(WEBライター)

 

こうしたSNS上での生徒による暴力動画が拡散されている問題を受けて、こども家庭庁や文科省、総務省など6つの省庁は16日、いじめ防止対策に関する緊急の連絡会議を開催。子どもの人権侵害につながる動画や投稿の拡散については、SNS事業者に削除協力などを要請すると決めた。

 

しかし、強い危機感を持った政府の素早い対応の後にもへずま氏は20日、《晒されて人生終わってしまえ》などとXでの過激発言を控えようとしていない。

 

そもそも奈良市議のへずま氏が、全国を飛び回り他の自治体のいじめ問題に頻繁に介入していて、奈良市議の仕事に支障はないのだろうか――。
以前からへずま氏の問題点を指摘してきた奈良市議の柿本元気氏に、へずま氏の仕事ぶりを聞いてみた。

 

「絶対来るべき議会や委員会にはもちろん来ていますし、そこで自分なりに質問もしています。確かに、普段は議会で彼を見かけることはあまりないですけど、それ自体がいけないわけでもありません。

 

議員って質問準備やいろいろ調べるために議会の控え室を使わせてもらってますが、ずっといるわけじゃないので、サボっていても真面目に働いていてもほかの議員のことはわからないんです。彼の質問の内容についてはあまり意味がないと思うものもありますが、まだ1期目なのでそこについては批判しません」

 

へずま氏の市議としての仕事ぶりは否定しなかった柿本氏だが、へずま氏のいじめに対する取り組みには「否定的」だという。

 

「まず、いじめ自体はもちろん許せないし、SNSで流れてくる動画を見ても“許せへんな”って気持ちもあります。ただ、他所の市の議員が他所の自治体に乗り込むことにはなんの意味もないと思います。
そもそも、SNSで拡散されている時点で証拠動画があるので、今の時代は学校や教育委員会が対応するはずです。それが対応されなかった場合に大きな問題にするならわかりますが、今へずま氏がやっていることはむしろ邪魔にしかなっていないだろうなと思います」(柿本市議、以下同)

 

柿本氏がもっとも問題視するのが公職者による“ネットリンチ”の正当化だ。

 

「“人生終わってしまえ”などという言葉を、現役議員が未成年に対して平気で放つのは本当に問題で、“一線を超えた”と思います。人間って手元に正義があったら驚くほど残酷になれます。ただ、そういう人が振りかざす正義は薄っぺらい偽物という感じがします。インフルエンサーが収益のためにやるだけでなく、公職にある議員が私刑を扇動するのはあってはならないことだと思います」

 

柿本氏は「選挙で当選した以上、刑事事件などを起こさない限り4年は保証されるべき」とした上で、次のようにへずま氏への思いを語った。

 

「これからの時代、SNS上の嘘を見抜けなければ、より巧妙な嘘つきに騙される日が来る。だからこそ、わかりやすい嘘をついて“SNSは嘘ばかりやで”と教えてくれる彼は、奈良市民が賢くなるための“レベル1のスライム”のような存在。あんな嘘に騙される人がいるのは信じられませんが、SNSを通じて彼の本性は伝え続けていきたいです」

 

暴走する正義は“いじめ撲滅の旗印”か、それともーー。

 

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出典元:

WEB女性自身

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