「検死解剖で潰瘍性腸炎は見つからなかった」有名映画評論家 故・安倍晋三氏の持病への主張が「全くのデマ」と批判続出…ネット記事を“ミスリード”して引用
画像を見る 安倍晋三氏(写真:時事通信)

 

■“ミスリード”警鐘する週刊誌記事を引用も「よく読め」とツッコミ続出

 

町山氏が添付した「現代ビジネス」の記事は、’25年10月30日の裁判で安倍氏の司法解剖を行った奈良県立医大・粕田承吾教授の証言を見極める内容だった。

 

安倍氏の死因は、銃弾が鎖骨下大動脈を損傷させた「失血死」とされている。記事によれば、法廷では検察官が粕田氏に潰瘍性大腸炎の所見を問う場面もあり、粕田氏は《病理的、肉眼的にも認められていない》と答えたという。

 

だが、両者のやりとりに一部SNSでは安倍氏に対して“潰瘍性大腸炎ではなかったのではないか”“仮病だったのか”と疑う声が相次ぐことに。そうした故人への心ない声に、同記事内では医師で医療ガバナンス研究所の上昌広氏がこう指摘している。

 

《解剖時に腸に潰瘍などが見られなくても不思議ではありません。この時期に寛解していた可能性が高い》
《安倍氏を診断した医師たちが、存在しない重篤な病名を告げたり、公表したりすることはあり得ません。粕田教授の趣旨は『アクティブな潰瘍はなかった』、これは『悪化してる所見は全くなかった』ということ。解剖時の段階で病変がないのは自然なことです。過去の潰瘍の痕跡については今回、問われていません》

 

町田氏は安倍氏に対して“潰瘍性腸炎の痕跡がなかった”と主張しているが、投稿に添付した同記事を“ミスリード”していることも指摘されている。

 

「そもそも検察と粕田氏のやりとりでは、安倍氏に潰瘍性大腸炎の痕跡があったかどうかは触れられなかったといいます。記事を引用すれば、粕田氏の証言はあくまでも《現時点での活動性の病変がなかった》との趣旨だったそうで、“安倍氏が潰瘍性大腸炎を患っていたことを知っているか?”との質問にも《はい》と答えていました。

 

結果的に、持病は死因とは関連性がなかったということです。一般的に潰瘍性大腸炎は、症状が治る寛解と再び悪化する再燃を繰り返すと言われています。実際に痕跡があったかどうかは明らかになっていませんが、安倍氏が亡くなった当時、寛解状態にあった可能性も十分に考えられることが指摘されています。記事中でも“ミスリード”が懸念されていましたが、町山氏の投稿はまさにその通りになってしまったようです」(週刊誌記者)

 

実際に、“仮病批判”を肯定するかのような町田氏の投稿には、次のような誤りを指摘する声が多数寄せられている。

 

《寛解と再発を繰り返す病気です。全国の潰瘍性大腸炎の方、安倍総理を好きでも嫌いでもこのポストには明確に怒ったほうがいい》
《”潰瘍性腸炎はまるで見つからなかった”は全くのデマです。解剖時にアクティブな潰瘍が無かっただけで、死因の直接の原因ではなかったという解剖結果を曲解しているだけです》
《記事をよく読め。安倍晋三氏が潰瘍性大腸炎を患っていなかったとどこに書いてある?それにも関わらず、まるで潰瘍性大腸炎は無く、仮病だったというような投稿をしている時点で誹謗中傷と同レベル》

 

4日午前4時すぎには、共同通信が3日に報じた「首相、慣例の握手撮影なし-衆院選遊説で痛めた影響か」と題する記事を引用し、《もう仮病バレてるのに……》と呟いていた町山氏。高市氏を批判したものと思われるが、自らに寄せられている批判をどう受け止めているだろうか。

 

画像ページ >【写真あり】「潰瘍性腸炎はまるで見つからなかった」著名映画評論家の投稿(他3枚)

出典元:

WEB女性自身

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