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今年も到来した確定申告のシーズン。パソコンやスマートフォンを使った国税電子申告・納税システム「e-Tax」の利用率は年々増加傾向にあり、国税庁が’25年5月に発表した’24年分の個人の申告状況は過去最高の74%を記録した。

 

いまや申告者の4人に3人が利用していると言われる「e-Tax」。そんななか、Xでは確定申告書作成に関する“ある項目”が注目を集めていた。

 

「e-Tax」では申告書を送信する前に、作成した申告書を帳票イメージで確認するフローになっている。申告書の確認を終えて送信準備画面に進むと、200文字以内で特記事項を記載する入力フォームが表示される。

 

とあるユーザーは2月18日に、特記事項として“間違っていたらすみません”と入力した画面のスクリーンショットをXで公開。同ユーザーは“元ネタ”となる投稿が存在したとも投稿していたため、実際に同内容を入力・送信したかどうかは定かではない。

 

だが具体性を欠いた“メッセージ”に、たちまちユーザー間で議論が勃発することに(以下、《》内はすべて原文ママ)。

 

《仲間いた… 私もこれに近いことを備考に書くこと結構ある笑》《私はここに、税金高すぎませんか?計算あってますか?って書いたことがあります笑》と似た経験談を明かす声もあれば、《私も書けばよかった》《わたしも真似しよ》という声も。

 

だがそのいっぽうで、大半を占めていたのは“税務署の負担になる”と諫める声だった。

 

《特記事項にわざわざこれ書くの大迷惑で草》
《書かんほうがいい。職員の仕事増やすだけ》
《これはほんとに、やめてくださいね。特記事項に何か書いてあったら、内容確認する事務作業が増えるんですよ。何もなければ確認しません》

 

このほか《特記事項は休業期間があるとか、業態変えたとか、始業したとか、そう言うのを書くのではなかった?》《利益の急減理由とかそういうものを書く場所なのでこういうのは広まってほしくない》と、“入力すべき内容”を指摘する声もあった。

 

ではいったい、特記事項欄にはどのような内容を書くべきなのか?そこで本誌は24日、国税庁・個人課税課の担当者に話を聞いた(以下、カッコ内は担当者)。

 

まず、特記事項欄に書くべき内容については、「自由記述欄になっていますので、どんな記載がよくて、どんな記載がいけないという決まりは特段ございません」とのこと。ただ、一般的に想定される入力内容としては、“e-Taxの添付書類はいつごろ送付します”や“日中の問い合わせは携帯電話へ”といった事項が挙げられるという。

 

では、もし記載すべき事項がなければ、「なし」などと入力するべきだろうか?

 

「特記事項欄は、利用者側から税務署に申し伝えたい事項があれば、記載して提出してもらうことを想定して設けられています。特段、申し伝えることがなければ、空欄のままにしておいていただいて構いません」

 

また、Xで注目を集めたような“メッセージ”が入力されていたとしても、「手続きそのものが受け付けられなくなるということもなく、一般論になりますが、税務署の事務に大きな負担を与えてしまうこともございません」とのことだった。

 

また、そうした記載があったからといって税務署が何らかのアクションをとるということはなく、利用者の不利益になることもないという。

 

なお、Xで注目を集めた投稿について、担当者の個人的な意見としては「手続き自体が難しかったのかな」「(e-Tax)を改善してよ、というご意見なのかな」と受け止めたそうだ。

 

「e-Tax」のホームページや国税庁ホームページにある「確定申告書等作成コーナー」でも改善要望などの意見を受け付けているといい、「そういったご意見をどこに伝えるかは、ご自身でご選択いただければよいかなと思います」とのことだった。

 

結論として“間違っていたらすみません”のメッセージは問題ないとのことだったが、適切な使い方を心がけるようにすべきだろう。

画像ページ >【写真あり】SNSで議論が勃発した「特記事項」記入欄(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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