担当医が独占告白「『痛い、痛い』と血管痛に耐えながら、最後まで生きようと」16歳少女が違法勾留で“餓死”
画像を見る 点滴の痛みを訴えつつ、最後まで生きようとしたるなさん(写真:遺族提供)

 

■「初めて診て、これは危ないのではないかと思った」

 

「私が初めて往診したのは、彼女が亡くなる10日ほど前でした。逮捕前に約37キロあったという体重が19キロまで落ちていて、『これは危ないんじゃないか』と思うような状態でした」

 

当時のるなさんは、自力で立ち上がることはもちろん、寝返りを打つことさえ難しいほど衰弱していたという。一方で、意識ははっきりしていた。

 

「声は小さかったですが、会話はできました。トイレへ行くにも、自分では歩けないので車いすに移乗し、付き添いの方に連れて行ってもらうような状態でした」

 

水野医師によると、主な診断は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と摂食障害、そして低栄養状態だったという。

 

「逮捕・勾留のあとから食べられなくなっている経過がありましたので、心的外傷による影響が大きいと考えられました。加えて、低栄養や肝機能障害も認められました」

 

るなさんは食べる意欲そのものを失っていたわけではなかったという。母親によると、自分でも懸命に食べようとしていた。ただ、衰弱した身体には十分な栄養を一度に入れることができなかった。

 

「最後のほうは、急に高カロリーの栄養を入れると危険だと言われていました。そのため、栄養ドリンクのようなものや、おもゆを口にしていました。少しでもカロリーを摂れるように、オイルを使った栄養補助もしていました」(母親)

 

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出典元:

WEB女性自身

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