(藤田文武氏のYouTubeより) 画像を見る

先の国会で成立した「副首都」構想関連法案。昨年10月の自民党・日本維新の会の連立合意に際し、維新側の“絶対条件”として「連立合意書」に盛り込まれた法案の一つだが、成立までの過程では、“大阪ありき”などとして野党からたびたび問題点を指摘されてきた。

 

「副首都法案は、災害等発生時に首都機能が麻痺した場合、その政治・経済の機能を代替する『副首都』を設けることを目的としたもの。代替地域の指定について同法案7条では、“人口及び都市機能の集積の程度が高く、経済活動が活発に行われている地域であること”、“東京圏が災害により著しい被害を受ける場合に同一の災害により著しい被害を受けるおそれが少ないと見込まれる地域であること”としています。維新の吉村洋文代表(51)はこれまで2度の住民投票で否決された『大阪都構想』の看板を下ろしておらず、副首都法案は“我田引水”であるとして、野党から批判が相次いできました」(政治部記者)

 

法案成立後も野党間では不満がくすぶるいっぽう、維新は実績アピールに余念がない。維新の藤田文武共同代表(45)は8月12日、自身のYouTubeチャンネルで、《【歴史的瞬間】「成立、副首都法案。〜現代の維新の志士ver〜」【日本維新の会】》と題した動画を公開した。

 

動画は、生成AIで楽曲とアニメーションのMVを作成したもの。8日間の会期延長までもつれこんだ先の国会、そして法案成立後、愛知県や福岡県などが副首都申請を検討している状況を以下のような歌詞に仕上げ、疾走感あるロック調のインストに乗せている。

 

《「採決は認めない」 「大阪ありきでは?」 反対の声が響く 国会は会期延長 東京一極集中 必要なバックアップ 粘り強く交渉 わずか2票差 副首都法案ついに成立》

《福岡が動く、愛知も動く 全国世論調査は約6割が評価 批判を受け止め通した法案 だが、本当の勝負はこれから 多極分散型社会の実現へ》

 

藤田氏が自身のXに動画を掲載したところ、《やっぱり維新最高!!》《わかりやすくまとまってました》など一部から肯定的な声が上がったが、残念ながら少数派だったようだ。というのも、この動画、細部を見ると“ツッコミどころ満載”なのだ。

 

動画のアニメーションに登場する主要なキャラクターは、吉村氏、藤田氏と思われる“維新の志士”と、高市早苗首相(65)と思われる高級そうな黒い着物姿の女性だ。城内で副首都法案をめぐって維新の志士と反対勢力が対立する描写が何度かあり、《反対の声が響く》という歌詞の部分では、維新の志士が拳に握って怒りを抑えるのだが、手元をよく見ると、なんと指が6本ある。

 

また、室内にもかかわらず、維新の志士はずっと太刀を帯刀している。さらに、彼らや高市氏と思われる女性は土足で室内に上がっているほか、女性に至っては、その足で堂々と畳の縁を踏んで立っているのだ。こうした点が注目を集め、先述の藤田氏の投稿には、以下のような声が殺到していた。

 

《指、6本やし。お座敷の上やのに、草履やし》
《室内で帯刀するのは武士にはあるまじき心得。そこにいるものを切るぞという意思表示になるよ。つーか、草履履きなのも含めて、討ち入りにきたのかよ、この三人(笑)》
《このたった一カットだけでも日本文化を軽視した間違いが山のようにある。政党の看板背負って作るのなら一旦引っ込めてまともなものにしてから上げ直すべきでは?このままじゃ恥ずかしいよ》

 

お笑いの聖地・大阪らしく、“ツッコミ待ち”だったのかもしれない。

 

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出典元:

WEB女性自身

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