1カ月で5億円“奇跡の募金”で心臓移植手術から3年…元気になったあおちゃんの両親が語る「支援者への感謝」「ドナーの親からの手紙」
画像を見る 1歳のころ。たくさんの寄付があおちゃんを救うために集まった

 

■《子供が生きた意味を見出せる》ドナーの親からの手紙

 

そして、手術から3年。すっかり元気になったあおちゃんは順調に成長している。好きな食べものを聞くと、少しもじもじ。清香さんが小声で「チョコとパンケーキでしょ」と助け舟を出したが、なぜかあおちゃんは「ピーマン!」と答えて、両親は思わず爆笑してしまった。

 

「旅行も楽しめるようになりました。それもうれしいのですが、さっきも公園でブランコを漕いできたみたいに、ごく平凡な生活を送る葵を見るだけで、幸せを感じます」(昭一郎さん)

 

一方、あおちゃんの移植手術の成功の裏には、亡くなった子供の存在があることも痛感しており、厳粛に受け止めていると清香さんは語る。

 

「移植手術後にドナーの方の親御さんからお手紙をいただきました。《あなたのお子さまが生きられるのなら、私たちは幸せで、子供が生きた意味を見出せる》といった内容で、お写真も添えられていました。我が子を失った直後に臓器を提供するという貴重な決断があって、娘はいま元気で生きています。日々、大事な命をいただいたという責任を感じています」

 

まだ幼いあおちゃんには移植手術を十分に理解することはできないが、少しずつ「いただいた命なんだ」ということは伝えており、またドナーの親御さんからの手紙や、移植手術のための募金活動を報じた新聞や雑誌の記事も、大切に保管しているという。

 

「娘が成長したら、大きな胸の傷が気になることもあるでしょう。でも、募金活動の記事を見れば多くの人が応援して助けてくれたことが伝わるし、ドナーの親御さんからの手紙を見れば、大切な命をいただいたことがわかるはずです」

 

数えきれない人々の善意と祝福を受けた証でもある大きな傷は、あおちゃんにとって決してネガティブなものではなく、力強く生きていく糧になるはずだ——。

画像ページ >【写真あり】こんなに飛べるよ! 元気いっぱいの現在のあおちゃん(他4枚)

出典元:

WEB女性自身

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