国内
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木下富美子元都議 免許ナシで移動は自転車…大量書籍持ち込みで再起狙う籠城生活
2021/12/20 16:00「夜も部屋に明かりはついていませんし、人が住んでいる気配は伝わってきません。まぁ、ずっと議員を辞職しないで批判を受けた人だから、人前にも出づらいのかなと思いますが……」そう語るのは、木下富美子元東京都議会議員(55)の自宅近所の住人。選挙期間中に無免許運転で事故を起こしていたことが発覚。さらに再三の都議会からの召喚にも応じず、批判を受けたことも記憶に新しい。「12月19日、議員報酬やボーナスなどを -
ワクチン打てず就職もできない“無戸籍者”24時間相談受付のNPO
2021/12/19 06:00「私は、隣にいるゲンさんの代理人で市川といいます。今日、ここに来たのは、今まさに彼の命に関わる状況があるからです。ただ私たちは法律には素人で、正直、わからないことも多いです。だからどうか追い返さないで、まず、どんな手続きが必要かというところから一つひとつ教えてください」12月初旬、大阪市にある韓国領事館。窓口のパーティションぎりぎりに詰め寄り、担当者の目をまっすぐに見ながら熱い口調で話すのは、市川 -
仕事就けず娘と心中も考えた“無戸籍者”のSOS 支援NPOが見た貧困
2021/12/19 06:00市川真由美さん(54)は、奈良市のNPO「無戸籍の人を支援する会」代表だ。法律の専門家ではないと話した市川さんがなぜ、じつは日本に1万人以上もいると言われている「戸籍のない人々」の支援をするようになったのか。それは、ある一人の女性が大きなきっかけだったという。市川さんは奈良市で結婚し、長男長女に恵まれた。そして10年1月に、夫婦でイベント会社「いち屋」を始めた。いち屋を始めて5年ほどしたころのこと -
誤った基準で補償がゼロに…脳性麻痺児の母が救済訴える
2021/12/18 11:00「審査を受けて補償の対象になると、補償金が介護費用として支払われます。『障害児家庭の経済的負担を軽減させるため』というのが制度の趣旨であるためです。私の子供は対象外になりましたが、そののち審査に医学的根拠がないと判明したのです。脳性麻痺の子供を育てるにはお金がかかります。新しい制度を作ってでも救済してほしいのですが……。補償を審査してきた機構は『当時の医学的知見や医療水準に応じた。だから、基準を遡 -
「2カ月後に死のうと…」親ガチャ苦悩の女性がそれでも生きる理由
2021/12/18 11:00「私、来年2月に死のうと思っていたんですよ。その月で母が還暦になるので、『どうせなら死んで、復讐してやる』と考えたんです。今が12月だから、ほんとだったら後2ヵ月の命……。でも、いまは前向きに生きようという気持ちです」こう話すのは、地方都市に住む32歳の女性・Jさんだ。今年、『親ガチャ』という言葉が流行した。ガチャガチャで出てくるアイテムのように、「子供は自分で親を選ぶことができない」という意味で -
2日で316万円の吉村知事、30人会食の松井市長…維新の会“ダブスタ”列伝
2021/12/18 11:00「ルールを変えていただかないと。みんな、そういうルールのなかでやっていると思うので。返還するようなもんでも僕はないと思いますよ」12月15日の会見で、大阪府の吉村洋文知事(46)はこう語気を強めた。2014年12月2日、大阪市長選出馬のため大阪市議会議員を辞職した吉村氏。12月も2日在職したことで、満額の期末手当約238万円と12月ぶんの議員報酬約77万円の計316万円を受け取っていた。このことを -
『地球の歩き方』40年編集者の“作り方”伝説「中国に自由旅行がなかった頃…」
2021/12/18 06:00海外旅行に行ったことのある人なら、必ず一度はお世話になったであろう『地球の歩き方』。1979年9月の創刊から42年続く、旅行ガイドブックの代名詞的存在だ。コロナ禍で旅行がままならない逆風の最中だが、新たに発売した“家で読んで楽しめる”「旅の図鑑」シリーズが話題になり続々と重版するなど、老舗の強さを発揮している。『地球の歩き方』の人気が衰えない秘密はなんなのか。編集室に尋ねてみると、創刊間もない頃か -
大阪・北新地ビル火災で24人が死亡…目撃者が語った阿鼻叫喚の現場
2021/12/17 23:5212月17日午前10時20分ごろ、大阪市北区曽根崎新地の8階建てビルで、火災が発生した。ビルは、大阪屈指の繁華街「北新地」の一角に位置している。「大阪市消防局によれば、発生直後『4階部分が燃えている』と通行人らから119番通報がありました。この時点で、27人が心肺停止の状態でした。大阪府警は17日21時の時点で、男性14人と女性10人の計24人の死亡を確認しています。火災が発生した4階には、心療内 -
「これまでの常識が通じない」医師が警戒するオミクロン株の感染力
2021/12/17 06:00国内でも感染者が確認されはじめている、新たな変異株。その強い感染力と、既存の変異株では見られなかった広がり方から、「これまでの常識が通用しない」と、医師は警戒を呼び掛けるーー。「オミクロン株は、アフリカ、ヨーロッパを中心に70カ国以上に広がっており、日本国内でも徐々に感染者が見つかっています。オランダでは、11月中旬に採取された検体からオミクロン株が発見されたという報告も。日本でもすでに市中に入り -
森友改ざん訴訟 国が賠償金で強制幕引き…税金1億円使って“疑惑隠蔽”に怒りの声
2021/12/16 18:17「ふざけんな! と思います。こんな急にやってくるとは思いもよらなかったです。惨敗したような、大負けしたような気持ちでいます」こう語ったのは、赤木雅子さんだ。赤木さんの夫・俊夫さん(享年54)は公文書の改ざんを苦に’18年3月、自ら命を落とした。そして雅子さんは昨年3月、国と公文書を改ざんの指示をしたとされる佐川宣寿理財局長を相手に裁判を起こした。「しかし、国の不誠実な態度が続きました。今年6月、国 -
舞の海も…日大・田中前理事長の妻が本誌に語っていた「40人の息子たち」
2021/12/16 15:50「あたしは4人姉妹の末っ子で、上がみんな嫁いでしまい一人残って店をみていたんですが、男っぽいタイプが好きだったし、一緒に生活してくれるっていうもので……。当時、主人は日大の職員で現役のアマ力士でしたから、結婚式の翌日には大会があって、出かけていきました」1994年、本誌の取材にこう語っていたのが、所得税法違反の容疑で逮捕された日本大学前理事長の田中英寿容疑者(75)の妻・Y夫人だ。身長153センチ -
「信じてるよ」犯行後に結婚の夫が語った“空気注入殺人”容疑の妻への変わらぬ愛
2021/12/13 16:00「こんな事件になって、びっくりしていますよ。だって、恵美さんは今年9月に、コンバインに乗って、実家の田んぼの稲刈りを手伝っていたんですから」恵美さんとは、12月8日に茨城県古河市内の介護老人保健施設「けやきの舎」で、70代の入所者男性を殺害した疑いで逮捕された、赤間恵美容疑者(35)のこと。冒頭の証言は、赤間容疑者の実家近くの住民のものだ。彼女は、近所でも評判の“農家の娘”だった。「恵美さんの実家 -
盟友・寂聴さんに寄せ…作家・澤地久枝「死ぬ準備ができてない」
2021/12/12 06:00高齢者ともなれば、転倒して骨折すると、寝たきりになってそのまま衰えていく場合も多い。「要介護4」の言葉に恐ろしさを感じる人も多いだろう。だが作家の澤地久枝さん(91)はわずか3週間で、寝たきり状態から抜け出したという。「90歳の人が腰の骨を折ったら、社会復帰は難しいのではないでしょうか。でも私は、先月は世田谷、先週は武蔵野と行きたい美術館に行き、絵や写真を見ている。この書斎に上がってきて、原稿を書 -
要介護4から回復!作家・澤地久枝91歳、自民党へ怒りの仁王立ち
2021/12/12 06:00「90歳の人が腰の骨を折ったら、社会復帰は難しいのではないでしょうか。でも私は、先月は世田谷、先週は武蔵野と行きたい美術館に行き、絵や写真を見ている。この書斎に上がってきて、原稿を書こうと思っている。つまり、死ぬ準備ができていないんです」都内の自宅2階にある書斎で、座椅子に腰を下ろしてよどみなく話しているのは、ノンフィクション作家の澤地久枝さん(91)である。1930(昭和5)年9月3日、5人きょ -
松井市長 30人宴会に「問題ある?」と開き直り…“自分に甘い”姿勢に批判続出
2021/12/10 17:12大阪府が府民に対して“会食は2時間以内”と要請していたなか、12月初めに30名ほどの宴会を行っていたことが発覚した大阪市の松井一郎市長(57)。会見での”言い訳連発”に批判が殺到している。「FRIDAY DITITAL」によると、10月末の衆議院議員選挙の大阪14区の「祝勝会」として大阪・心斎橋で宴会が行われ、日本維新の会の代表を務める松井市長や、同会所属の衆議院議員ら30名ほどが参加。宴会は、お -
医師に聞くオミクロン株対策「室温20度、湿度50%で1時間おきの換気を」
2021/12/10 06:00新規感染者数が落ち着きを見せ、“日常”を取り戻しつつあった私たちの前に突如現れたオミクロン株。デルタ株以上ともいわれる感染力を前に、私たちはどのような備えをすべきなのかーー。「12月1日、国内で2人目となるオミクロン株の陽性者が空港検疫で見つかり、数十人の濃厚接触者への健康観察も続けられています。水際で食い止めたいところですが、検疫をすり抜けて日本に入っている可能性は否定できません。すでに流行の兆 -
岸田文雄首相「公邸にお引越し」で再燃する“議員宿舎への入居資格がなかった”疑惑
2021/12/10 06:0012月6日、岸田文雄首相(64)が、現在住んでいる東京都・赤坂の衆院議員宿舎から、11日にも首相公邸に引っ越すことが明らかになった。首相が公邸に入居するのは、民主党政権の野田佳彦首相以来、およそ9年ぶりとなる。「安倍晋三元首相は都内の自宅から、菅義偉前首相は、議員宿舎から首相官邸に通勤していました。野党は長らくこの通勤スタイルを『緊急時に対応できない』と批判し続けてきました」(全国紙政治部デスク) -
バスタオルを口に詰めて殴られ…人気女子高生YouTuberの“父からの虐待”告白が波紋
2021/12/09 06:00「すごく急で言い難いことですが、私は幼少期から父から虐待を受けていました」12月6日、YouTube上の動画でこう告白したのは、チャンネル登録者数34万人を誇る人気YouTuber「お料理の高校生」のねる(16)。サブチャンネルで行ったその衝撃的な告白内容が物議を醸しているのだ。「ねるさんは昨年11月から『お料理の中学生』として、YouTubeチャンネルを開設。父子家庭で育つねるさんが家族のために -
がんの子どもたちの家族の“第2の我が家”コロナ禍でCF開始
2021/12/06 11:00「『ふちゅうハウス』の11年の歴史のなかで初めてのクラウドファウンディング(CF)を行った背景には、コロナ禍がありました。コロナ以前と比べて滞在家族数が減ったものの、収束の時期を待つこともできず、またここの病院でないと治療ができないために、遠方からいらっしゃる患者とそのご家族もおられます。ハウスはより安全な環境を提供できる家として維持することが望まれますが、運営のための寄付を呼びかけるバザーなども -
西成の劇団むすび「看板女優」になった92歳でゲイのおじいちゃん
2021/12/05 06:00多様性が認められるいまとなっては、LGBTの人たちも当然の権利を主張するようになった。だが、それをひたすら隠して生きなければならない、そういう時代も、ついこの間まであったのだ。そうして、たったひとりで生きてきて92年、いまは大阪・西成にいる。ひとり暮らしだが、もう「孤独」ではない。3年前。家族のように、ありのままの自分を、さらけ出せる仲間と出会ったからだ――。「ほな、これ被ってなぁ」舞台の本番を前 -
89年間ゲイを隠して西成へ カムアウトし見つけた「家族」たち
2021/12/05 06:00「ほな、これ被ってなぁ」舞台の本番を前に、劇団員の女性がこう言いながら、日本髪のカツラを、おじいちゃんの頭に被せている。今日の彼の役どころは、明治時代の居酒屋の女将(おかみ)だ。「おー、バッチリやん、かわいい、かわいい!」そう言われたおじいちゃんも、まんざらでもない様子。やわらかな笑みを浮かべて「あ~ら、そう?」と小首をかしげ、台本を持つ手でしなを作ってみせている。ここは大阪・西成。「あいりん地区 -
鈴木財務相“967億のクーポン事務費は過大でない”発言に「税金は誰のもの?」と非難轟々
2021/12/04 11:00現金とクーポンに分けたことで、事務経費が967億円増えることが問題となっていた子育て世帯への給付金。しかし、“当事者”から驚愕の発言が飛び出した。12月3日、鈴木俊一財務大臣(68)は「過去の類似事業と比較して、過大な水準ではない」と発言したのだ。各メディアによると、これは同日行われた閣議後の会見での発言。一定の所得制限を設け、18歳以下の子どもがいる世帯に1人あたり10万円相当を政府が配るという -
石原伸晃氏 衆院選で惨敗も内閣官房参与で再就職…日給2万6千円に「税金の無駄使い」の声
2021/12/04 11:00自民党の石原伸晃氏(64)が内閣官房参与に任命されたことが12月3日に発表された。しかし、世論の不満が噴出している。『FNNプライムオンライン』によると、観光立国などを担当する内閣官房参与に任命された石原氏。起用の理由は、「国交相や観光立国担当相を務め、観光分野などに幅広い知識と経験があるため」と岸田文雄首相(64)が判断したためだという。石原氏は10月に行われた衆議院選挙に出馬したものの落選。さ -
荻原博子さん指摘「補助金は焼け石に水…今こそガソリン税減税を」
2021/12/03 15:50ガソリンの全国平均価格が1リットル168.7円と、高値が続いている(’21年11月22日・資源エネルギー庁)。1年前の133円台から3割近い値上がりに、特に車が“生活の足”である地方では、家計に大きな痛手となっている。こうした事態に政府は1リットル170円を超えたら石油元売り会社などに1リットルあたり最大5円の補助金を出し、値下げを要請するようだ。ガソリンのほか重油、軽油、灯油も同様に、12月中〜 -
竹中平蔵“弱者切り捨て論者”を否定も「弱者搾取」「食い物にしてる」と異論爆発
2021/12/03 11:00「(非正規雇用に関連して、「弱者切り捨て論者」と見られがちです)それは単なる誤解ですよ。働き方、雇い方は本来自由でないといけない」「派遣で働いている人にアンケートを取ると、派遣がいいからこれで働いていると答える人も多い。これは多様な働き方・多様な雇い方を可能にしている」こう語ったのは、人材派遣会社を傘下に持つ『パソナグループ』の会長を務める竹中平蔵氏(70)だ。竹中氏は12月2日、『東洋経済オンラ