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「数年前から、個人活動で得たものをグループに返せればいいなと思っていて」と語るのは、まもなくデビュー20周年を迎えるV6の岡田准一(34)。映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』も公開されたばかりで、俳優としてもめまぐるしい活躍をみせている。

 

「ありがたいことに、大河ドラマをやらせてもらって、日本アカデミー賞(’14年に『永遠の0』で最優秀主演男優賞、『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞を受賞)で賞をいただいて、うまく重なって運がよかったなと思います。実力に関しては、反省することも。縁や運が重なって賞をいただけた部分もあるので、もう一度その場に立てたら調子に乗ろうとは思っていますけど(笑)」

 

岡田は、日本アカデミー賞受賞の余韻に浸る間もなく、数日後には、次の映画撮影のためにエベレストへ向かったという。

 

「賞をいただいた数日後に、エベレストに行ったんです。次の映画の撮影で、10日間くらいかけて登って。登っているときは(賞の余韻が残って)気持ちが盛り上がっていましたが、上に着いたら過去のことになってしまって、調子に乗るタイミングを逃しました(笑)。ただ、背負わないといけないものが多くなったりとか、『役者として名前が連なる覚悟を持て』と言ってもらえたりもしたので、やっと役者と名乗っていいのかな、と思うようになりました」

 

『図書館戦争』では後輩俳優と、夏には『24時間テレビ』でジャニーズの後輩・Hey! Say! JUMPとも共演。岡田は『かわいい』と連呼していたが、後輩たちとの関係性は?

 

「伊野尾(慧)は本当にかわいいですけど(笑)。いろんな人に『かわいい』と言いすぎたから、もう言わないでおこうかなと。でも、僕の中にもルールがあって、30歳を超えた人には言わないようにしてるんですよ。後輩で誰がいちばんかわいいかと聞かれたら、それはやっぱり櫻井(翔)。『木更津キャッツアイ』のときに、初めて共演した後輩だったので情があります。映画で共演している松坂(桃李)くんは、いまでも『父上』と呼んでくれるし(大河ドラマで親子役で共演)、福士(蒼汰)くんはメールでいろいろ聞いてくれたり。みんな、どうしたら自分が成長できるかすごく考えているので、かわいいというよりステキだなと思って見ています」

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