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「ネガティブな気持ちを存分に引き出して、暗いシーンにも挑みました」

 

初主演映画『ピンクとグレー』でダークな役柄に挑戦した中島裕翔(22)。社会現象にもなった『半沢直樹』(TBS系・’13年)や、月9ドラマ『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(フジテレビ系・’15年)では超好青年を演じているし、アイドル・Hey!Say!JUMPとしての彼は元気で明るいイメージ。だが、自身をネガティブだと話す。

 

「人と比べたり、考えすぎちゃって何かやる前から不安になったりすることが多いです。でもやってみたら、意外と大丈夫だったり(笑)。過信すると失敗するっていうのをわかっているので、ちょうどいい具合にネガティブでいるようにするというか。だから、裏では『やってやる!』っていう意欲はありますよ。親も心配性で厳しいので、『自信を持ちすぎてもダメよ』って言われますが、『自信がないのもダメだから胸を張りなさい』とも。どっちなんだよ!って話なんだけど、なんとなくわかる気がしています」

 

映画は中島演じる白木蓮吾の死から物語がはじまり、きわどい描写も。

 

「最初に脚本を読んだときはドッキドキでしたね。『これ、やるんだ』って。お酒を飲んだり、たばこを吸ったり、ふつうのシーンでも僕には新鮮で、こういう作品じゃないとできないんじゃないかな、とも思いました。ファンの方には、びっくりするシーンもあると思うんですけど、作品はあくまで作品なので、そこには感情移入しないでほしいです(笑)。また、アイドルもやっている僕が、俳優の方たちの中でちゃんと芝居をしないといけない。ジャニーズっぽくない俳優になりたいと思って挑んでいます」

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