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「漠然と『役者になりたい』と思っていましたが、中学時代は思っていただけ。高校2年生の進路を考える時期になって、俳優やりたかったよなと思い出し、“よし芸能界に入ろう”と決意しました。住んでいたのが田舎だったから、ジャニーズ事務所くらいしか知らなかったんですよ。Jr.になれたのはよかったんですが、戸惑いばかり。今から思えばダンスは当たり前なんですが、俳優志望のつもりだったし、踊ったことなんてなかったので」

 

2年前、40歳になったとき“40歳のジャニーズJr.誕生”とインターネットのトップニュースになり話題となった佐野瑞樹(42)。今月行われた主演舞台『懲悪バスターズ』の記者会見の場で、すでにJr.を卒業していることが公表された。現在は、ジャニーズ事務所の俳優部門の所属で、舞台を中心に活躍する。そんな佐野が、若かりし日のエピソードを披露してくれた。

 

「Jr.で一緒だった井ノ原(快彦)くんとは今でも交流があります。たまに飲みに行ったりして。話すのはJr.時代のバカ話。同じ話を毎回していて、帰り道に『また同じ話しちゃったね』『いつ飽きるんだろうね、俺たち』って(笑)。

 

あのころ、コンサートで地方のホテルによく泊まっていたんですが、夜、誰かが寝たらそのコの顔にいたずら書きをするんです。寝るとやられちゃうので、みんな寝ないで過ごしちゃう。そうすると翌日、寝不足で。

 

俺は真面目なほうなので『井ノ原くん、今日は寝よう』って提案して、『そうだね』って言って寝ると、いたずらされちゃう。結局寝たらやられるので寝られなくて、『もーー』って(笑)。井ノ原くんは毎回来るわけじゃなかったから、来る日は『来たぞ、気をつけろ』って厳戒態勢が敷かれてましたよ(笑)」

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