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19日、加藤和彦さん(享年62)の密葬が都内某所にて行われた。長野県軽井沢町のホテルで16日に自殺した加藤さんの遺志を尊重し、葬儀は喪主も葬儀委員長も立てずに無宗教方式の密葬となった。参加者もごく親しい関係者のみで音楽ユニット『和幸』でコンビを組んだ坂崎幸之助やかまやつひろし、盟友の北山修ら約100人が最後の別れをした加藤さんの遺体は花に囲まれ、頭のところに遺影と遺書が置かれていた。遺書には、「これまでに自分は数多くの音楽作品を残してきた。だが、今の世の中には本当に音楽が必要なのだろうか。『死にたい』というより『生きていたくない』。消えたい」と記されていた。
参列者は白いカーネーションを献花。最後に加藤さんへの別れと参列者への礼に北山修があいさつをした。

女性自身では、加藤和彦さんを偲び、本誌が撮影していた加藤さんの写真を特集します。加藤さんが切り開いた日本のPOPSの世界があってこそ、現在の芸能界もあるのだと明言し、個人の業績を称えここに追悼致します。

 

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