2009年のNHK大河ドラマ『天地人』のロケが10日、熊本市本丸の熊本城で行われた。同所は石垣など城内の様子が当時の雰囲気を残しているとして、ロケ地に選ばれた。この日、同作の主人公・直江兼続を演じる妻夫木聡(27)をはじめ、上杉景勝役の北村一輝(39)、石田三成役の小栗旬(25)、豊臣秀吉役の笹野高史(60)、北政所役の富司純子(62)らが地元のエキストラ約40人と共に撮影に臨んだ。撮影後の会見で、妻夫木は「時代設定にとらわれず今に通じる演技をしたい」と意気込みを話し、熊本城については「石垣が立派で、当時にタイムスリップしたような気分。歴史を感じながら芝居が出来た」と感想を述べた。今回収録分は来年1月4日の初回冒頭で放送される。
(撮影・小山伸正)

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