X JAPANのリーダーYOSHIKIの半生を綴った自伝「YOSHIKI/佳樹」(角川書店)が発売3週間で20万部突破を記念し、6月16日、YOSHIKI本人が都内の書店2店を緊急訪問!
渋谷のTSUTAYAには、書籍フロアーに一目、YOSHIKIを見ようと、ファン500人が殺到。

【ニュース・ワイド写真全てを見る】
【第2回】 YOSHIKI『YOSHIKI/佳樹』を語る (7月2日木曜日更新)

店内に入れなかったファン1500人も集結し、渋谷の街が一時騒然となった。
「朝11時から待ってる」と話す埼玉から母親と来た小学2年生の男の子は、16時過ぎ,YOSHIKIが現れると「ヨシキ~ィ」と懸命に歓声を上げ、「すっごいカッコ良かった~」とYOSHIKIに大満足の笑顔。集まったファンの中には泣き出す女性もおり、フロアーはライブのような熱気に包まれた。

会場には著者である小松成美氏と角川書店の角川歴彦会長も駆けつけ、ポスターにサインを書き入れたYOSHIKIもファンに手を振り、
「(ファンと触れ合えて)幸せです。いつも応援ありがとう」と笑顔で応えた。

その後、行なわれた会見で、自著についての感想を聞かれたYOSHIKIは、
「インタビューを受ける取材形式だったので、自分と対話しても、自分ではわからなかった面を、(小松さんに)引き出してもらえた感じです。

実際どのくらい売れるとベストセラーなのか把握していないのですが、3週間目にして20万部はきっとイイ感じなんでしょうね。結構回りの人が冷静なので(笑)。
でもそれだけの人に見られていると思うと複雑な気持ちです。だけど嬉しいです」
と、語った。

 これまで“X”としていた自らの生い立ちや本名を明かした理由については、「今はインターネットの時代なので隠していてもバレちゃいますもんね(笑)。間違ったインフォメーションが行くよりも自分で情報を出したほうがいい時代ですし、(X JAPAN)ワールドツアーもはじめ、自分を見つめなおすのにいいタイミングかなと思いました」と述べた。

 小松氏が、「本の中にも出てきますが、YOSHIKIさんは19歳でレコード会社を自ら立ち上げ、一枚一枚レコードをご自身でダンボールにつめて配送していらして、『書店の人が、あの頃の僕たちのように一冊一冊、読者に届けてくれているんですね、嬉しいです』と仰って・・・」と、今回の書店訪問のきっかけを披露すると、YOSHIKIは、

「書店側って僕に来てもらって嬉しいんですかね? 迷惑なんじゃないのかな」と書店側を気遣う一幕も。

「アーティストであり、カリスマのYOSHIKIさんが書店を回ってもらえるなんて、出版人として嬉しい。海外でも最初は中国語版を、そして英語版も出したい」と角川会長が断言すると、それを受けてYOSHIKIは

「じゃあ次はアジアの書店周りですね(笑)」と茶目っ気ある笑顔で約束した。

【第2回】 YOSHIKI『YOSHIKI/佳樹』を語る (7月2日木曜日更新)

関連カテゴリー: