女優の常盤貴子が24日、都内で行われた主演映画『引き出しの中のラブレター』の完成披露試写会で舞台挨拶に登場した。常盤演じるラジオパーソナリティーが番組を通してリスナーと心を通わせる物語。常盤は劇中役に合わせ、この日も共演の八千草薫(78)と共にMCに挑戦。ホームページに寄せられた福岡県在住の女子大生から母へ宛てられた手紙を代読すると、「送ってくれた方の思いが伝わってきて、大切に読みたいと思った」と話した。物語のキーワードとなる役どころを演じた俳優の仲代達矢(76)は、無名塾の長期公演で欠席したが「私は13年前に妻を亡くしましたが、昔もらった手紙を読み返すと時間が蘇ってきます。手紙はその人の心を表しています」とスタッフ、キャストにラブレターを用意。聞き入っていた常盤は「感動的な内容で、涙が出そうです」と感激に浸っていた。 (撮影:鈴木高宇)

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