演歌歌手の氷川きよし(32)が10月1日、東京・日本武道館でデビュー10周年記念コンサートを行った。10周年にちなみ衣装は10変化し、デビュー曲『箱根八里の半次郎』から今年オリコンシングルチャート初登場1位を記録した『浪曲一代』『ときめきのルンバ』まで、年齢に合わせた全32曲を熱唱した。会場を埋めつくす1万人のファンの「おめでとう」コールに、氷川は「グッときました。10年、楽しかったこと、嬉しかったこと、しんどかったこと。すべてが楽しい思い出に感じます。デビュー当時はこんなにたくさんの方に応援していただけるとは思っていませんでした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感激し、涙を流した。今後の目標は“歌命”だといい「真剣に歌って、誠実に生きていきたい。今日は20周年に向かってのスタート。20変化、42曲を目指して頑張ります」と新たなステージへ気持ちを新たにした。また、氷川は11月11日にシングル『浪曲一代~デビュー10周年記念特別限定版~』、アルバム『氷川きよし・演歌名曲コレクション11~ときめきのルンバ~』を同時リリースすることが決定している。(撮影:加治屋誠)

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