9日(金)、東京・浜松町の四季劇場[秋]においてミュージカル『ドリーミング』の公開舞台稽古が行われた。
開幕を控えた劇場では、本番同様に緊張感溢れた稽古が進行。キャスト、スタッフらによって全体の最終チェックが入念に行われた。四季劇場[秋]では、2009年6月から9月にかけてオリジナルミュージカル5作品を連続上演。この『ドリーミング』の上演は「オリジナル作品のよさを改めて実感した」という観客の熱い声に応えるもので、四季劇場[秋]に初登場となる。この作品の原作は、ノーベル賞作家メーテルリンクの代表作「青い鳥」。チルチルとミチルの兄妹が幸福の青い鳥を探して旅する物語は、世界中で幅広い世代に親しまれている。
1969年『青い鳥』として日生劇場で初演以来、上演を重ねるごとに、故・三木たかし、イルカ、宮川彬良といった第一級の作曲陣を迎え、加藤敬二の振付によるダイナミックなダンスシーンを盛り込むなど、進化し続けてきたミュージカル『ドリーミング』。この度の公演では、劇団四季が子どもに向けて、発声方法や歌、ダンスなどの指導をしている “ジュニアクラス”で数ヶ月にわたりレッスンを受けた子どもたちが、毎公演12人ずつ出演する。これは劇団四季はじめての試みとなる。
ミュージカル『ドリーミング』は明日10月10日(土)より11月23日(月・祝)まで、四季劇場[秋]にて上演中。