映画『サヨナライツカ』の完成報告会見&試写会が行われ、今作で12年ぶりに映画主演する女優の中山美穂(39)が出席した。原作は中山の夫・辻仁成(50)の同名小説で、韓国映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン氏が監督と脚本を務めた。映画は1997年の『東京日和』以来、女優活動も2002年のドラマ『ホーム&アウェイ』以来7年ぶりの中山。久々の生ミポリンの登場に、無数のフラッシュが。中山は「カメラが沢山ある場に出るのは久しぶり。今、この瞬間本当に久しぶりなんだなと思っています」。04年に誕生した長男の十斗くん(5)と一家でパリに暮らし、日本での露出はCMだけ。久しぶりの女優業に「生活の中で自分を磨いたり、変わった部分がにじみでる芝居になればいいなと思っています」。劇中では2人の愛の表現に必要な濃厚なラブシーンに体当たりで挑戦するなど、12年の成長を見せている。また、「子供を授かってからは世界とのかかわり方が変わった。この映画を通して、大切な人や家族への愛というものを、とても大きなものと感じることができた」と話していた。(撮影:横山孝行)