女優の上野樹里(23)と俳優の玉木宏(29)が31日、都内で行われた『のだめオーケストラコンサート』にサプライズで登場。約5000人の聴衆の大歓声を浴びた。欧州各地で長期撮影を敢行した12月19日公開の映画『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』のクランクアップを報告。玉木扮する指揮者・千秋に思いを寄せる主人公のピアニスト・野田恵役の上野は「早くスクリーンでカッコイイ千秋先輩を見た~い」と、役になりきってコメント。玉木は「ドラマで伝えきれなかったオケの音を、劇場にぜひ足を運んで聴いて欲しい」とPRした。同作は、2008年1月にフジテレビで放映されたスペシャルドラマのその後を描いたもの。常任指揮者としてウィーンに招かれた千秋が崩壊寸前のオーケストラを立て直そうと奮闘する一方で、のだめは千秋と共演するチャンスを強力なライバルに奪われてしまう。撮影の様子について上野は「パリは夜が長いので、撮影も長くて。毎日石畳の上で飛んだり跳ねたりしていたので、現地のスタッフがアクション映画と勘違いしたほど」と振り返り、玉木は「指揮のシーンが多くて、覚えるのが大変だった」と話していた。後編は来年4月17日公開で、撮影は現在も続いている。(撮影:江口明裕)

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