俳優の小池徹平(23)が5日、主演映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』の試写イベントを都内で行った。会場には100人のサラリーマン、OLを招待。小池は、グレーと黒のスーツで埋め尽くされた会場を見て「見慣れない光景だ……」とポツリ。OLとサラリーマンに「上司との折り合いがうまくいかない」という質問を受け、小池は「芸能界では初対面の人に会うことが多いので、第一印象が大切なんです。だからできるだけ気張らず、相手に楽な気持ちで来てもらえるよう、話し掛けるように心がけています」と、小池流の人間関係を円滑にする秘訣を熱弁していた。映画は、インターネット掲示板『2ちゃんねる』投稿された内容を元にした同名書籍が原作。高校中退でニート歴8年の“マ男”こと大根田真男(小池)が、母の死をきっかけにプログラマーの資格を取得して、小さなIT企業に就職するが、その会社はサービス残業や徹夜は当たり前の“ブラック会社”で、過酷な仕事とおかしな同僚に振り回され、マ男に限界がやってくる……という物語。小池は「共感する部分が多くあると思う。『そうそう』と頷きながら見て欲しい」とPRしていた。(撮影:横山孝行)

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