11日(水)、キヤノン・キャッツ・シアター(横浜・みなとみらい21地区)においてミュージカル『キャッツ』横浜公演が開幕した。
初日公演は、全国各地から集まった『キャッツ』フリークのお客さんや、地元横浜の政財界の方々など約1100名の観客で満席に。初めて一般に公開された“横浜『キャッツ』”の世界に、酔いしれていた。また劇場近くに本拠 地がある、「横浜F・マリノス」の山瀬功治選手など、選手たち7名も来場。公演の開幕に華を添えていた。
『キャッツ』は、1983年11月11日に東京・西新宿で初演され、以来、全国8都市、のべ16公演におよぶロングラン上演を実施。総公演回数は7309回(11月11日現在)、総入場者数は750万人以上と、日本演劇史上最多記録を誇るミュージカル。
今回の公演では、横浜ならではの新しい舞台演出や仕掛け装置の数々が登場。猫たちが舞台上のゴミを持ち寄り、巨大な蒸気機関車を作る、鉄道猫―スキンブルシャンクスのシーンでは、その汽車が“横浜バージョン”として一新。明治に新橋・横浜間をつないだ日本初の蒸気機関車にちなみ、横浜の街並みを感じさせるガス灯や、港街らしい浮き輪が部品として使われている。また、劇冒頭、巨大な靴が降るシーンでは、同じく横浜にも縁のある童謡「赤い靴」にちなんで、“赤色の靴”が使用されている。
【撮影:下坂敦俊】
『キャッツ』横浜公演は、現在5月30日までの公演が決定!
ミュージカル『キャッツ』 横浜公演
□公演期間 :2009年11月11日(水) ~ロングラン公演
□会場 :キヤノン・キャッツ・シアター
(横浜市西区高島1丁目2番3号)
□お問合せ :劇団四季 東京公演本部 03-5776-6730