俳優の豊川悦司(47)、女優の薬師丸ひろ子(45)、水川あさみ(26)、俳優の濱田岳(21)、石橋蓮司(68)らが7日、都内で映画『今度は愛妻家』(来年1月16日公開、行定勲監督)の完成披露記者会見を行った。
俳優生活50年目にして、本作で見事にオカマ役を演じ切った石橋が「この年でこの役です(笑)。セリフを覚えるよりも水川さんと美しさを競い合うことが重要でした」と撮影を振り返ると、水川も「メイクを直してもらっていると『何でわたしは直さないワケ?』って後ろで言ってるんですYP!」と爆笑。それでも石橋は「行定監督に『女として演じさせてください』って頼みました。オカマという言葉は嫌い。この作品でわたしは女優デビューしたんです!」とイキイキと語り続け、それに感化されたのか豊川も「俺も『この役やりてぇな~』ってずっと思ってた」とまさかの“オカマ願望”をポロリ。
『今度は愛妻家』は、“夫婦の愛”をテーマに、夫婦2人の日常を時にコミカルに、時にシリアスに描いた感動作。行定監督は「近頃の邦画は若い人向けの映画が多かったけど、これは大人がラフに見れる作品。買い物ついでとかに気軽に観て欲しい」とPRした。(撮影:柴田悟)