人気ユニット・EXILEが、サッカー日本代表の応援ソングを手掛けることになり、24日、都内で発表会見が開かれた。天皇陛下の即位20年を記念した「御即位二十年をお祝いする国民祭典」で奉祝曲組曲「太陽の国」を披露するなどもはや国民的グループとなったEXILE。2日に発売された最新アルバム『愛すべき未来へ』が既に140万枚出荷されるなど、好調が続いている。共通の知人を通じて岡田武史監督(53)と知り合い、「現代の子どもたちに夢を与えよう」意気投合したというリーダー・HIRO(40)は「日本中が盛り上がるような楽曲を作ってパフォーマンスしたい」と意気込みを語った。また、中学時代はサッカー選手になるのが夢で、MFとして市の選抜メンバーに選ばれたこともあるというATSUSHI(29)は「自分がやってきたスポーツを応援できることは光栄。(W杯での対戦相手は)強豪ぞろいだけど、岡田監督を信じている」とエールを送った。楽曲は現在制作中で来春までに発表予定。サッカー日本代表公式の応援歌は、過去に1993年の『WE ARE THE CHAMP』などがあるが、国民的グループが手掛けるのは初めて。岡田監督は「なんせ歌が苦手なもんで。僕でも歌える歌にして」と注文し、笑いを誘っていた。(撮影:江口明裕)

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