映画『誰かが私にキスをした』の完成披露試写会が20日、都内で行われ、女優の堀北真希(21)、俳優の松山ケンイチ(24)、NEWSの手越裕也(22)、来日中の米俳優・アントン・イェルチン(20)らが出席した。映画は、記憶をなくした女子高生(堀北)と3人の男性(松山、手越、アントン)の思いが交錯するラブストーリー。インターナショナルスクールに通う女子高生役の堀北は、セリフの4割が英語。「普段は、観てくれる人に伝わるようにと考えてお芝居しますが、今回はその余裕がありませんでした(笑)。でも久々に(監督、共演者の)皆さんとお会いしたら、何気ないおしゃべりがすごく楽しくて。監督の狙いだったんでしょうか?」と笑顔で挨拶。松山さんは「日本の恋愛の感覚とアメリカの恋愛の感覚の違いが、いい意味で融合し新しいラブストーリーに仕上がっています」と自信を覗かせた。アントンは開口一番「アントン・イェルチンです。ありがとうございます」と日本語で挨拶。堀北さんとの共演の感想を問われると「真希の英語はすごかった。母国語以外での演技なんて、僕には出来ないし感心しました」と、称賛の言葉を贈っていた。(撮影:鈴木鍵一)