24日、NHK大阪放送局で女優の瀧本美織(18)がNHK朝の連続テレビ小説『てっぱん』のヒロイン発表会見に登場した。瀧本は、1424人が応募した『てっぱん』のヒロインのオーディションの中から見事に抜擢された「ヒロインになっちゃいました!」と元気の良い第一声で挨拶。ヒロインの決定に瀧本は「本当に何も考えられなくて、頭が真っ白になってびっくりした。今でも理解できない状態。これもドッキリって言われたらどうしよう」と微笑みながら明かした。『てっぱん』は、広島・尾道で育ったヒロインが、気難しい祖母とともに大阪の下町でお好み焼き店を営む人情ドラマ。製作統括の海辺潔チーフプロデューサーは、瀧本を「おばあちゃんと2ショットになったときにぴったりな、素朴で素直な女の子像」と評した。瀧本は、2010年1月公開の映画『彼岸島』でヒロインに選ばれて女優デビューを果たし、2月に公開された映画『食堂かたつむり』にも出演。3月に鳥取県の市内の県立高校を卒業する予定。東京都内の私立大に合格しているが、休学して5月中旬開始予定の『てっぱん』の撮影に専念するという。「竹内結子さんが好きで、いつか竹内さんみたいになれたら」とあこがれの女優像についても話した。これからの活躍に注目が集まる。(撮影:小山伸正)