25日、都内でミュージカルとライブコンサートを融合させた『それぞれのコンサート』(東京国際フォーラム、3月4~14日)が公開稽古を行った。同作は、俳優の市村正親(61)、鹿賀丈史(59)が交代で主役を務める。ミュージカル界を牽引してきた2人がミュージカル『イエス・キリスト=スーパースター』、『ウエストサイド物語』、『ラ・カージュ・オ・フォール』など記憶に残る名作から、それぞれがヒット・ナンバーを歌い継ぐ。日替わりゲストには、女優の安蘭けい(39)、香寿たつき(44)、笹本玲奈(24)、俳優の井上芳雄(30)、武田真治(37)、田代万里生(26)が出演する。公開稽古後に、市村、鹿賀、武田、笹本が会見に応じた。公演で市村はサックスに初挑戦。「使用楽器は、もともと妻(篠原涼子=36)がアイドル時代に吹いていたものなんです」と明かした。練習を始めて2週間になるが、サックス奏者でもある武田から「普通1、2年かかるのに、音が安定している」と絶賛された。だが、市村の演奏で歌った鹿賀は「歌いやすくはない(笑)。いっちゃん(市村)は何でも上手くやるから、下手なのを見ると嬉しくなる」と笑わせ、終始和やかなムードで会見が行われた。(撮影:鈴木鍵一)