14日、原宿クエストホールでチャリティーファッションショー『MODE for Charity 2010 babies and mothers』が開催され、モデルの冨永愛(27)、女優の一色紗英(32)、フリーアナウンサーの政井マヤ(33)、アロマセラピストの大橋マキ(33)らが出席した。ファッションショーは、貧困や栄養不足などが原因で、妊娠や出産によって命を落とす途上国の女性を救うための運動を推進するプロジェクトとして行われた。現在、開発途上国のいたるところで様々な要因によって母親となる女性たちが命を落とし、新たな道、夢、そして未来が奪われている。モードやファッションは、チャリティーと対極に存在しているように感じる。だが、分野を越えたこのイベントにより、少しでも多くの人に興味を持ってもらい幅広くメッセージを伝えたいという、国際協力NGO団体JOICFPの強い思いから、ファッションショーの開催が実現。ショーには、300人にも及ぶ来場客を魅了した。1児の母である冨永は「モードというのはチャリティーとは反対の場所にある。でも、こういう華やかな場所にいるからこそ人を助けたいと思う」。3児の母である一色も「力になれれば」とサポートを約束し、「親になることでいろいろなことがシンプルになった」と子を持つ喜びを語った。(撮影:鈴木高宇)

関連カテゴリー: