少年隊の東山紀之(43)が6日、東京・丸善丸の内本店で初の著書『カワサキ・キッド』の出版発売記念イベントを行った。イベントでは、約7000通の応募の中から選ばれた60人と1人ずつハグするという大サービスで、ファンを喜ばせた。本書は、『週刊朝日』の連載エッセイに加筆したもので、ロシア人の血を引き、酒乱でギャンブル好きだった実父とは赤ん坊のころに生き別れになったことや、川崎の下町での幼少期の思い出、ジャニーズ事務所に入ってからこれまでのエピソードなどが書かれている。東山は、「これだけ内面をさらけ出すのは初めて。僕自身が強くなれると思い、出版しました」と著書について話した。現在、女優の木村佳乃(34)と交際中である東山は、最終章の文中に「未来の僕は、誰かのかけがえのない存在になれるだろうか。誰かにとって帰る場所になりうるだろうか。そういう存在になりたいと思う」と記されていることについて、司会者から「誰かとは誰ですか?」と質問されると、「誰ですかねぇ」と濁しながらも満面の笑顔を見せた。

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