25日、茨木県水戸市で映画『桜田門外ノ変』の完成報告会が行われ、俳優の大沢たかお(42)、渡辺裕之(54)、本田博太郎(59)、渡部豪太(24)、佐藤純彌監督(78)が出席した。同作は、1860年3月3日、改革を目指す攘夷派の水戸脱藩士・関鉄之介(大沢)ら18人が、幕末の大老・井伊直弼を暗殺。大政奉還前の歴史が動くきっかけとなった大事件『桜田門外の変』から人間ドラマを描いた作品である。主演を務めた大沢は、「全身全霊で撮った作品で、自分でも溢れる思いを感じた。自分の中に足りないものを気づかせてくれる作品」と映画をアピール。会見終了後には「こんな暑い場所でのイベントは初めて。忘れられない日になりました。たくさんの方々に集まっていただき、驚きとともに感謝しております。体調を悪くされた方がいないか心配しています」と会場に駆けつけたファンへの心遣いを見せた。この日は、歌手のalan(23)による映画の主題歌『悲しみは雪に眠る』の初披露もあった。(撮影:横山孝行)