21日、東京・台場のシネマメディアージュで、アニメ映画『Colorful』の初日舞台挨拶が行われ、声優を務めた女優の宮崎あおい(24)、麻生久美子(32)、南明奈(21)、俳優の冨澤風斗(14)、まいける(12)、中尾明慶(22)、入江甚儀(17)と原恵一監督(51)が登壇した。この日は題名にちなんで、出演者は色とりどりの浴衣姿で登場した。同作は、直木賞作家・森絵都(42)のベストセラー小説が原作で、天上界と下界でさまよっていたある魂が、自殺して息を引き取ったばかりの青年・小林真(声・富澤)に入り込み生活していくことから、家族や友人の大切さに触れていく様子を描いた物語。原作の大ファンだった宮崎は、「眼鏡をかけている唱子の姿が、とても個性的で可愛いなと思いました」と話し、アフレコでは自ら眼鏡をかけて臨んだという。「眼鏡をかけることで、唱子と同じものが見えているような気がしました。私にとってはすごく演じやすかったですね」と役になりきったよう。映画を通して、「自分の人生に最後まで責任を持てるのは自分しかいない。私も自分を大事にして生きていけたらと思いました」と、刺激を受けたようだ。(撮影:横山孝行)

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