21日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で映画『ハナミズキ』の初日舞台挨拶が行われ、女優の新垣結衣(22)、俳優の生田斗真(25)、向井理(28)、土井裕泰監督(46)が登壇した。同作は、東京、北海道、ニューヨーク、カナダを舞台に、すれ違いながらもお互いを思う一組の男女の十数年間を描くラブストーリー。土井監督からは、新垣へ「主人公と同じように、結衣ちゃんもこの映画で成長したんじゃないかなと。その成長を見られて幸せでした」と、温かいコメントを送ったのに対し、生田へは「ラブシーンが多くて、嫉妬しました」と会場の笑いを誘った。挨拶終了間際には、観客が一斉にハナミズキのパネルを持ち、同作のモチーフとなった歌手・一青窈(33)の『ハナミズキ』を大合唱するというサプライズがあった。新垣は、目に涙をためながら「胸押さえてないとこみあげてきちゃって…。ありがとうございます」と感無量。「撮影中もいろんな綺麗な景色を見せてもらったんですが、今がいちばん綺麗かも」と感謝の気持ちを語った。(撮影:小山伸正)