27日、東京・芝公園の増上寺で映画『大奥』(10月1日公開)の大ヒット祈願・レッドカーペットセレモニーが行われ、出演者の二宮和也(27)、柴咲コウ(29)、堀北真希(21)、大倉忠義(25)、中村蒼(19)、玉木宏(30)、阿部サダヲ(40)、和久井映見(39)、佐々木蔵之介(42)ら豪華キャストが出席した。この日はあいにくの雨模様で、祈願後のレッドカーペットセレモニーは中止となってしまったが、本堂前でのセレモニーは決行された。二宮は「劇中で今日のメンバーが一斉の声で集まるシーンはないですし、こういう機会を作ってもらえてありがたいです」と挨拶した。同作は、男だけを襲う謎の疫病がまん延する江戸時代を舞台に、1人の女将軍・徳川吉宗(柴咲)に3,000人の美男子たちが仕える男女逆転の大奥の世界を描いた異色時代劇である。柴咲は「男と女の垣根を越え、1人ひとりの生き様、人生観が描かれている作品」とアピールした。最後に二宮は「この豪華キャストで作ったというところが見どころ。どこを切っても、金太郎飴のように魅力的なシーンが出てくるので、ぜひ劇場に足を運んでいただければ嬉しい」と話した。(撮影:江口明裕)