21日、東京・港区の青山迎賓館でWOWOW連続ドラマ『幻夜』の制作発表会が行われ、女優の深田恭子(27)、俳優の塚本高史(27)、柴田恭兵(59)が出席した。同作は、作家・東野圭吾(52)の人気作『白夜行』の姉妹編ともいわれる『幻夜』をドラマ化。自身の野望のためにはどんなことでもする主人公・新海美冬の『美』へのこだわりと『最高の生き方』に対する恐ろしいまでの執念によって、時に美しく、時に厳しく、周囲の様々な人間の業があぶり出されるストーリー。深田は美貌と才気を武器にのし上がっていく謎の女・新海美冬を、塚本はその美冬を愛しすべてをささげる男、柴田は2人を追う刑事を演じる。初めて本格的な悪女役演じた深田は、「私にとって新境地、挑戦でもあった。演じていて精神的にきたし、美冬を知ろうとすればするほど悲しくなって本当に難しい役でした」と振り返った。塚本は「1人の女性のために何人も人を殺すとか、最初はこんなヤツいねぇよって思った」というものの、役になりきった撮影後には「美冬を自分の娘とか大事なものに置き換えてみると、こういうヤツもいるのかなって思えた」と心境の変化を語った。(撮影:河崎文雄)

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