開催中の第23回東京国際映画祭に招待されたフランス映画『しあわせの雨傘』の公式上映会が24日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演のフランス大女優・カトリーヌ・ドヌーブ(67)とゲストの真矢みき(46)が登壇した。同作は、夫が倒れたことから雨傘工場の運営をすることになってしまったブルジョワ主婦スザンヌ(ドヌーヴ)の奮闘を描いた物語。真矢は、ドヌーヴを目の前にして「スクリーンを通さずにお目にかかれて光栄です。今日はドヌーヴさんにちなんで、雨傘が必要な天気となり、ロマンチックな日だと思って家を出てきました」と話した。ドヌーヴは、「この作品を携えて来られてとても嬉しいです。フランスでもまだ公開されていないんですよ」と来日を喜んだ。映画『8人の女たち』(2002年)以来、8年ぶりのオゾン監督とのコラボレーションについては、「8年で人はすごく変わるので、二人ともとても変わりましたね。『しあわせの雨傘』は、特にコメディでしたし、親密で良好な関係を築けてよかった」と笑顔を見せた。(撮影:柴田悟)

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