8日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で、映画『武士の家計簿』の完成披露試写会が行われ、出演者の堺雅人(37)、仲間由紀恵(31)、松坂慶子(58)、中村雅俊(59)、西村雅彦(49)、大八木凱斗(10)と森田芳光監督(60)が登壇した。同作は、歴史教養書「『賀藩御算用者』の幕末維新」を原作とした時代劇。加賀藩(現在の石川県)を舞台に、刀ではなくそろばんを使う算用者として、一家と藩の建て直しを行った下級武士・猪山直之(堺)とその家族の物語である。原作を読んだ堺は「家計簿の持つ一つ一つのディテールがちゃんと残っているのがありがたくて、何度も読み返すような宝物のような一冊です。(撮影では)いろんなことを気づかせていただいた作品でした。食事のシーンが印象に残っていて、言葉と言葉の間からあふれ出てくる家族の雰囲気が楽しかった」と作品の印象を語った。慎ましい生活で夫を支える妻を演じた仲間は、「貧しいけれど工夫をしながら生きていく家族の物語です。温かい時間が流れる作品なんですよ」と作品を紹介しつつ、「大監督の森田さんの作品に出演できたことも嬉しく思っています」と笑顔を見せた。(撮影:河崎文雄)

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